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2016年9月 5日 (月)

一株でも会社を支配できる時代です

自社株を譲らない社長の本音

45年間、多くのトップ陣の相談受けていますが、
心の隅にある本音が、なかなか聞けないことが数多くあります。
多くの例で、会社の相続の困りごとで多いのが、
なかなか自社株を次代を背負う後継者に譲らない社長が居るという事です。

色々と譲らない理由をおっしゃっても、
相談を受ける側の私にすれば、他人様の事、
相手の胸ぐらのポケットに手を突っ込み、財布の中身の話になるわけで、
気の強い私でも、なかなかぐいぐいと入っていけないのです。

本音を聞くには、相手の会社や公式の場所(ホテルの会議室)では、
話を聞けません。
ゴルフや酒の席の非公式の場の方が、リラックスしているのか 本音が出やすい。
本音が出て,初めてなるほどと理解できる時があります。

「井上先生 我が義息は 本当に出来が良い後継者で、
経営能力も人としての評価も申し分ありません!
 しかし、実の息子ではなく、長女の婿です!
もしも二人が離婚でもすればどうなりますか。

株を私の目の黒い間は、譲るわけにはいかないのです。
まして、長女の譲るとなると義息も面白くなく、
経営に力が入らないでしょうから。当分は 私が所有しておくのです」

なるほど『そうか!』 と納得したことがあります。

私の知っている事例として
東京にある 歴史ある繊維商社。「株式会社 野々村」(仮称)の例があります。
北陸や中部の織屋に自社のデザインした布物を作らせ、世界に販売する専門商社です
義息の太田 一心(仮名) 専務は、
欧米人に好まれる「マダムイブ」(仮称)という自社ブランドを立ち上げ、
海外向けに販売を行い、同業者が衰退していく中で、
生き残り高収益を上げる会社でした。

この太田専務が デザイナーといい仲になり、
それが社長にしれ、離婚となりました。
太田専務は、株式会社 野々村会社を去り、新会社を立ち上げました。

有名になった 「マダムイブ」ブランドも 
数年で色褪せ、太田専務は資金不足で新会社をつぶしてしまいました。

実の息子の場合でも、
関西圏で数百年続く老舗 和菓子「桜庵」(仮称) もそうでした。
老経営者には4人の息子がおり、長男に「桜庵」を譲り、
次男に洋菓子「フランス館」(仮称)
三男は 喫茶チエーン店を
4男は教育者の道に進路をとらせていました。
絵に描いたような幸福な家庭でした。

ところが、妻がクモ膜下で先に死去、
自分の財産相続も弁護士を入れて遺言書をつくり後を託しました。
妻が亡くなって1年後には 本人が逝ってしまいました。
そして、悲劇は「桜庵」を引き継いだ長男が60歳で逝ってしまい、
長男の妻がほとんどの株を引き継いだのです。

数百年続く「桜庵」の財産のほとんどを「桜庵」が所有しており、
次男、三男の関連会社は、桜庵の援助なくしては成り立たない状況でした。
老経営者の先代の遺言書には それが記してあったのですが。
その通り 長男の嫁は実行せず、
たちまち親族間で相続の争いに入っていったのです。

長男の嫁は、自分の兄弟を会社に入れ、
次男、三男、四男の影響を排除の道を選んだのです。

実の息子、義理の息子、これらを後継者として認め、
その者に多くの自社株を譲渡しても、
世に起こる争いを見るにつけ、聞くにつけ、不安に襲われ、
自社株を譲る気が失せてしまうのでしょう。

そのような猜疑心が起こることも 私にはよく理解できるのです。

しかし、心配しないでください。
2006年 平成18年に成立した新会社法に則って、
それらの不安の取り除くことが出来る方法が見つかったのです。
種類株の活用なのです。
それは「無議決株式」「黄金株」「取得条項付株式」というものです。

(井上和弘)

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