会社はすぐには売れません②
この夏に、
M&A(会社の売買)に携わる機会がありました。
買い手は九州地方のA社、
売り手は中国地方のB社です。
M&Aは、最近、M&Aの仲介専門会社を通して
行われることが圧倒的に多いです。
この仲介会社に支払う手数料が、
とんでもなく高いのです。
彼らの商売は、ビックリするぐらい儲かっています。
大手3社は、すべて上場しています。
X社・・・年商150億 経常利益70億 自己資本比率80%
Y社・・・年商28億 経常利益15億 自己資本比率75%
Z社・・・年商14億 経常利益5億 自己資本比率78%
どうでしょうか?
めちゃくちゃ儲かっています。
ということは、どういうことでしょうか?
M&Aの仲介手数料が、
めちゃくちゃ高い!高すぎる!ということです。
平均年収が高い会社ランキングでは、
Y社は1位(平均年齢30歳 年収2200万円)
X社も10位(平均年齢35歳 年収1400万円)
なのです。
彼らは、売買契約を成立させると、
売手、買手の両方から、最低数千万円は召し上げます。
だから、上記のように、めちゃくちゃ儲かっているのです。
買う側、売る側ともに、
売買価格ばかりを気にして、
高い、安いと気にしていますが、
見えにくいところで、仲介手数料が結構な金額あるのです。
(福岡雄吉郎)
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