知っておきたい新技術 ②
②AR(拡張現実)
VRとARって、何が違うのか?と、最初は思いました。
VRは仮想現実、ARは拡張現実です。
すべて作りこんだ映像世界の中に
360度、どっぷり入り込むのがVR「仮想現実」。
一方、実際の映像のなかに、
デジタル文字や画像を映し出すのが、AR「拡張現実」。
今はやりのポケモンGO!は、
カメラを通した現実画面の中に、ピカチューが現れたりします。
これは、AR(拡張現実)、ですね。
AR(拡張現実)のほうが、ビジネスでは進んで導入されています。
アパレル業界では、
自分自身の画像に、さまざまな服を試着できるAR「拡張現実」
が登場しています。
接客の時間短縮に活用できます。
物流業界では、ARメガネをかけて作業することで、
ピッキング場所や取り出し商品の指示がメガネの画面に見える、
という「ビジョン・ピッキング」が進みつつあります。
メガネにコードリーダーがついているので、
両手を使っての商品読み取りが可能です。
日本航空の整備部門では、
ARメガネをかけて整備箇所を見ることで、
外部からの遠隔指示などの情報を画面に映したり、
音声を届けたりしています。
そうすることで、現場担当者をサポートする、
仕組みを取り入れているわけです。
VRと大きく違うのは、
顔を覆い隠すゴーグルを装着するのではなく、
メガネタイプのものをかけて可能になる、ということですね。
で、メガネを通して見える世界に、
情報や指示を出す、という具合です。
なので、両手がフリーになり、作業がしやすい、
という環境になります。
このことが、生産性向上に大いに役立つわけです。
VR(仮想現実)は、トレーニングや仮想体験に活用でき、
AR(拡張現実)は、実務のサポートに活用できる、
ということが考えられる技術なのです。
(古山喜章)
【新刊本 発売しました】
平成28年6月にあさ出版から、
「決算書で面白いほど会社の数字がわかる本」
が発売されました(監修:井上和弘 著者:福岡雄吉郎)。
“やさしく、わかりやすく”ページは薄いが中身は濃く、
決算書や会社の数字を解説しています。
弊社でも、ご注文を受け付けております。
メールにてお問い合わせの方は、こちらをクリックしてください。
「儲かる会社をつくるには、赤字決算にしなさい」(ダイヤモンド社)
が、おかげさまで発行数20000部を突破しました!
弊社でも、ご注文を受け付けております。
メールにてお問い合わせの方は、こちらをクリックしてください。
【ブログ-井上和弘の寄り道スケッチ】
道場主 井上和弘の趣味、旅、雑学など、
会社経営からちょっと離れた、日常生活をつづったブログ、
「井上和弘の寄り道スケッチ」もぜひご覧ください!
こちらをクリックしてください。
LINEアプリのタイムラインにて、
巷で出会ったスイーツを、3行だけ書いて紹介する、
「スイーツ3行書く命」を配信しています。
ID:icofuruyama で、LINE内で検索ください。
« 情報は強力な武器です | トップページ | 固定資産税、減らせます(その2) »
「経営」カテゴリの記事
- コロナ対策 アップデート①(2021.01.26)
- 発想の転換を図れというが?(2021.01.24)
- 謹賀新年(2021.01.01)
- あけましておめでとうございます(2021.01.04)
- 「純現金収支」 って何のこと?(2020.12.21)
コメント