知っておきたい新技術 ①
①VR(ヴァーチャル・リアリティ)
ゴーグルをかけると、360度、
そのなかの映像世界に入り込める、というものですね。
先日発売された、プレイステーションのVRゴーグルは、
あっという間に売り切れになりました。
5万円の高額商品で、プレステ4も併せて買えば、
9万円くらいになります。
この過剰な時代においても、ないものは不足するのです。
今年春のUSJのアトラクションでも、
VRゴーグルを身に着けて楽しむものがあり、
見たことのない新たな体験に、大行列が続いていました。
ゲームやアトラクションのイメージが先行する、
VR(ヴァーチャル・リアリティ)ですが、
他のビジネスでも活用が動き始めています。
自動車のランドローバーは、VRゴーグルをつけて、
試乗体験できるサービスを展開しています。
新車の助手席に乗るわけですが、運転するのが、
テニスの錦織選手なのです。
錦織選手の案内で助手席にのり、ドライビングを楽しむ、
という体験サービスです。
また、ANAでは、VRタイプのフライトシミュレーターを
活用し始めました。
本来、フライトシミュレーターはパイロット育成を目的としています。
が、これまでのものは、サイズも大きく、価格も高く、
ひとりずつしか使えず、時間もかかる、といったことが難点でした。
それを、VRゴーグルを使えば、どこでも、いつでも、できるのです。
操作手順に応じて、必要な個所が点滅したり、
文字が出たりして、その指示にそって手を動かしてゆきます。
ゴーグルさえあればできるので、人数の面でも、
より多くの育成対応が可能です。
つまり、仮想ヴァーチャルで体験できる、ということを、
幅広く活用することができるのです。
その意味においては、
さまざまなジャンルでの活用が進む可能性があります。
接客サービス育成やマシン操作などのトレーニング、
賃貸物件の案内や工場見学、インテリア提案、
車やバイクの試乗といった、体験型サービス、などなど。
人海戦術でしていたことや、場所とコストを要していたことが、
一気に低コストで素早く対応できるようになるのです。
VR用の映像制作が必要、ということがありますが、
これとて、そのうち、それこそスマホでできる時代になるのでは、
と考えております。
どんな技術も、普及し始めればコストは下がります。
中小企業でも、使える時代になるのです。
そんなときに備えて、自社で活用できることがないか、
いまのうちに考えておいてほしいのです。
(古山喜章)
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