卵は一つかごに盛るな
危険分散を考えよと言うことでしょう。
下請で一社のみの仕事をするな、発注先を一社のみにするな!
売りものを一点のみにするな、と言うことでしょう。
一社のみの下請をすると
量、単価、安全性から言っても危険であり、安全性に欠ける。
発注先を一社にしてしまうと、仕入価格が落ちない、高いものを買っていることになる。
といったようなセオリーがあるのでしよう。
優良会社一社のみの下請会社だと悪いことばかりでしようか?
取扱い製品が衰退製品であればあり、得意先が弱体化していれば問題ですが、
優良会社の貴重な下請会社だと見られ、
技術力があれば決して捨てられることなどはありえない。
他社にとって代られる存在であれば、下請であろうとなかろうと関係ありません。
確かに得意先を一社にするとご用聞き的営業になり、
営業開発力が削がれる事になり 会社にとって良いことにはなりません。
どうすればその様な状態から脱け出すことが出来るのでしょうか?
技術力で同業者の中でも一目置かれる存在になることです。
評判を取れば新しい顧客が現れてくるのです。
私の体験を申すなら、海外に進出すると顧客が現れ、
我が社の仕事を引き受けてください! と来るのです。
日本と異り、技術のある会社を求め、一社オンリーなどという考えがないのです。
発注先を一社にするのはまずいでしょう。
癒着しないことは重要な事でしょう。
情にからめてきますが、会社のためにも、三社見積,一社発注が大原則です。
売り物は一つ、籠は一つではなく二つ、三つ、と持ちたいものです。
が 一つの籠を覗いても顧客から見ても何の魅力もなく、
他の籠も同じように魅力の乏しいものであるのはどうなのでしようか?
売り物は、一品に強みを出さないと商品魅力が出せない。
一つの籠の中味を徹底して差別化した商品にするべきでしょう。
(井上和弘)
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