設備投資を考える
設備等の即事償却、優遇税制が2年間延びました。
このチヤンスを逃すことなく、自社の設備投資を計画しなさいと申し上げています。
ただし節税になるからといって無闇やたらと お金を使ってほしくないのです。
設備投資の目的は
① 生産量を増やす ことにありました。
近代設備を導入すれば 時間当りの生産量も増大し原単価も落ちます。
しかし、そこに落し穴が潜んでいます。
市場が成長期にあり、需要が伸びているなら良いのですが、
需要拡大もしていない成熟期にあっては在庫過多になり、
営業マンの尻を叩いて製品を売ることにエネルギーを集中しだします。
その結果どうでしようか?
単価は下がり、在庫は不良品化しだします。
少子高齢化の時代、販売不振時代にあっては
量を追う設備投資であってはなりません。
②企業品質を増やすことにあります。
先進的設備投資をすることで、売りものの性能、機能、デザイン、省力省人、
環境、新商品化が可能になります。
そんな目的の設備投資でなくてはならないのです。
経産省に資料は作文でも通るかもしれませんが、
あくまで「生産性向上」が図られる設備投資でないといけません。
「最高の利益が本年度獲保できました」との喜びが聞こえてくるのですが、
どうかこの様な時にこそ 将来を予測して、考えて考えて考え抜く。
ムダ使いすることなくお金を生かして使ってください。
A lへの投資 全く未知の投資になりますが、その利用は避けて通れません。
研究課題です。
システム化でライバルよりも一歩先んじることは、
将来の自社の存立条件に間違いなくなります。
(井上和弘)
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