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2017年2月

2017年2月28日 (火)

ICOがお勧めする決算書対策 ④

④とにかく臨時の費用は、特別損失に計上する。

特別損失に計上するのは、役員退職金だけではありません。
会社側が、
これは今期に限り、臨時的・偶発的に発生した費用です、
というものは、特別損失に計上すればよいのです。
そうすることで、営業利益と経常利益をその分、
大きくすることができるのです。

例えば、次のような費用が考えられます。

①災害時に発生した費用。
 昨年は、熊本自身がありました。
震災や台風、水害などで、工場や社屋などの復旧にかかった費用。
②裁判などで、弁護士にかかった費用。
➂社屋完成、創立記念など、式典関連のすべての費用。
④ISOなど、資格取得時等にかかる費用。
⑤時間をかけて見積作成したものの、コンペで負けた際の人件費。
 (所要時間を記載した業務日報など、証拠書類は必要です。)
⑦事務所移転などにかかる、すべての費用。
⑧震災・災害等の寄付、特別賞与などの、臨時費用
⑨通常の減価償却よりも、上乗せされる減価償却費。
 少額資産の特別償却や、即時償却制度活用に関する、
 上乗せされる分は、特別減価償却費として計上する。
などなどが、考えられます。

これらの費用は、会計事務所任せにすると、
販売管理費扱いにされるものばかりです。
売却損や除却損なら、特別損失に計上されます。
が、発生した費用を見て、
“これは特別損失に計上しておこう。”
という発想は、会計事務所には、まったくないのです。

会社にとって、これは通常は発生しない費用、
であるならば、特別損失に計上できるのです。
特別修繕費、特別減価償却費、特別開発費、
特別人件費、その他の特別費、など。
これまでに、さまざまな名前の勘定科目を見てきました。
その経営者たちは皆さん、
いかにして営業利益を大きく見せるか、ということに、
力を注いでいたのです。

そうすることで、銀行交渉を少しでも有利に導けるよう、
備えをしておられるのです。
決算書が完成してからでは、間に合いません。
決算書作成に入る時点で、会計事務所の担当者に、
“これとこれは、特別損失への計上をお願いします。”
と、伝えておいてほしいのです。

(古山喜章)

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2017年2月27日 (月)

ICOがお勧めする決算書対策 ③

➂役員退職金を、特別損失に計上する。

つい最近も、
“本当に、何も言わなければ、会計事務所は、
 役員退職金を販売管理費に計上してきました。”
という後継者がおられました。
仮決算書を見ると、まさに、
販売管理費に役員退職金が計上されていました。

役員退職金は、特別損失に計上してください。
販売管理費に計上されると、営業利益がそのぶん減ります。
それは、銀行交渉において、マイナス要素になります。
と、繰り返し申し上げています。

それは、会計事務所に任せていたら、ほぼ間違いなく、
販売管理費に計上されてしまうからです。
彼らにとっては、
営業利益や経常利益がいくらであろうと、
大した意味はないのです。
税引き前利益がいくらになるか、
法人税がいくらになるか、
だけが、最大の関心事なのです。

そもそも、銀行交渉のことなど、
その事務所にいる無資格の担当者はもちろん、
税理士先生でさえ、ほとんど知らないのです。
だから、営業利益を最大化させるため、
特別損失に計上できるものは、そのように処理してもらう。
ということを、念を押して伝えないと、いけないのです。

役員や監査役に退職金を支給する、
というのは、めったにないことです。
通常経費とは異なる、臨時の費用なのです。
特別損失という勘定科目があるのは、
通常の費用と、臨時的・偶発的な費用を、区別するためです。
つまり、そうすることで、
本来の営業利益をわかりやすくする、ためなのです。

銀行交渉で使用する決算書では、
営業利益を最大化しておくことが大切です。
その理由は、繰り返している通り、
銀行は本業の稼ぎである、営業利益を重視する、からです。

役員退職金以外にも、販売管理費でなく、
特別損失に計上できる費用は、いくつもあります。
それはまた、次回に書かせていただきます。

(古山喜章)

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2017年2月25日 (土)

ICOがお勧めする決算書対策 ②

不良売掛金、手形を落とす

売掛金や手形が回収できない場合、つまり不良債権が発生した場合、
「貸倒損失」として特別損失に計上してください。

「いや~、そうはいっても、
顧問税理士の先生が“これは落とせません!”とか、
“まだ早いです!もう少し待たないとダメですよ!”」
なんて、言われます。

「「なぜダメなのか?」税理士の先生に確認されましたか?」

「はい、“まだ、会社が細々とでも生きている限り、
落とすことはできません!“と言われました」

「そんなことありません。
回収の努力をしても、どうにもならない売掛金は、落とせますよ!
ただし、“回収の努力をしても”です。」

回収の努力をして、それでも回収できないものは、
貸倒処理をして、損金として計上できるのです。

・督促の電話を何度もする、状況をメモする
・直接訪問して、状況をメモする
・督促状を送る
・弁護士を使って催告状(内容証明)を出す
あらゆる手をつくしても、回収できなければ、
「どんなに頑張っても回収できない!」と証明できるのです。

もし、税務署が、
「これは、回収できるでしょう!まだ早い!」と言ってきたら、
「絶対に無理なんです。
当社は、これまでこういう手続をしたのですが、無理でした。

回収できるというのなら、
逆に、税務署さんのほうで回収できる、
という根拠をお示しください。
どうぞ、更正決定してください!」
などと、言ってください。

自信をもって「回収できない」と言えるように、
エビデンスを集めることが大切です。

ところが、こういう会社があります。
建設業を得意先に持つ会社で、
得意先O社の売掛金が
6カ月以上回収できていないことが分かりました。

「営業部長!このO社は、どんな状況なのですか?
なんで、売掛金が入らないのですか?」

「はい、O社の社長から、
“来月には必ず入れますので、お待ちください”
という言葉をその都度もらっていました。
その言葉を信じて待っていたのです。」

「信じるって、毎月約束を破られているじゃないですか?!
督促状とか送っていないのですか?」

「はい、送っていません。
U社の社長、会うたびに“次は必ず払います”って、
本当に申し訳なさそうに話すんです。
そう言われて、こっちとしてもその言葉を信頼してしまっていました。」

「約束を破り続けているのに、信頼も何もありませんよ。
6カ月も入金がないのに、
まだ回収できるなんて思っているんですか?」

営業部長も、不良売掛金を発生させたくないので、
役員に正確に報告をせずに、隠しているのです。

こういう会社の場合は、
“回収の努力”をしていませんので、
売掛金を損金に計上することができません。

“督促したけどダメだった”という
記録をこまめに残すこと、
これが一番の対策です。

(福岡雄吉郎)

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2017年2月24日 (金)

ICOがお勧めする決算書対策 ①

この時期、年度決算を間近に控えている、
という会社が多くなります。
そこで改めて、
ICOがお勧めする決算書対策
を、書かせていただきます。

①雑収入を、売上高に計上する。

“そんなことをしても、法人税は変わりませんよ。”
と、税理士先生は言います。
法人税を下げたいのではないのです。
営業利益をできるだけ、大きくしたいのです。
そのために、営業外収益となっている雑収入を、
売上高に計上したいのです。

なぜ、営業利益を最大化したいのか。
それは、銀行の格付け(スコアリング)点数を、
上げておきたいからです。
点数を上げることで、格付けが上がり、
金利などの交渉時を、少しでも有利に進めれるのです。
その格付け(スコアリング)の際、銀行が評価する経営指標における、
基準の利益は、営業利益、が中心なのです。
税引前利益では、ないのです。

“なんという勘定科目で売上高に計上するんでしょうか?”
と、聞かれる方がおられます。
「その他売上高」「その他の売上」として、
雑収入を売上高に計上していることが多いです。
駐車場などの、家賃収入が、よくあるパターンですね。
もし、定款で「不動産賃貸業」が事業目的に入っていれば、
堂々と、「家賃売上」と記載して、売上高に計上すれば、よいのです。

なのに、税理士事務所任せにしていると、
本業以外はなんでもかんでも雑収入、
という、ハンで押したような処理をされていまします。
そもそも、税理士事務所で決算処理を進めている担当者は、
銀行格付のことなど、ほとんど何も知りません。
だから、こちらから指示しない限り、
雑収入になってしまうのです。

決算書対策では、
銀行対策(格付け点数向上)と損金計上対策(法人税削減)のふたつが、
大きな柱となります。
いずれも、キャッシュフローを重視するが故の、
大切な対策です。
その対策を、シリーズで紹介してゆきます。

(古山喜章)

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2017年2月23日 (木)

なぜ 真剣な期末決算対策をしないのか?

ほとんどの中小企業は3月末に一年の総決算日の3月31日を迎えるのです。
しかるに 私の目から見れば、
2か月前、3か月前に期末決算対策をしているようには思えない会社が
実に多くあります。

対策って?何でしょうか?
一年間の財務諸表、すなわち P/L(売上損益計算書)
B/S(期末資産一覧表)を正確に表すという決算作業をしているか!
しないのかなのです

経理の人間は、期末が過ぎてから、決算計算作業をはじめようとしますが、
全くもって、私の思想とは異なり、「あほちゃうか?」となるのです。

何の為に1年間の P/L  B/Sを
正確に表す作業をしているのでしょうか?
①会社業績は如何であったのか?
②それに伴う利益配分(役員賞与、配当)は?
③法人税をいくら支払わなければならないのか?

①の業績は のこり2か月で、
すでに今期はどれぐらい売り上げになり、
営業利益、経常利益はいくらになるのかは予想できるはずです。
いまさらジタバタしてもどうしようもありません!

②利益に関しては 幹部クラスは興味のある所です。
待遇、処遇、経済的にも影響が大きいのですから・・・
目標や前年比 どうなるかという所です。

③の法人税に対してはどんな経営者でも利益を追求していても、
どうにかして税金が安くならないのか!
1円でも安くしてほしいという願望を持っているはずです。


利益は高く多く達成して、税金等の社外流出はできるだけ抑えたいのです。
世間でよくあるのは 決算日を過ぎて、
その数字を見て、現金を〇○○万円支払ってくださいと言われて、
慌てふためくことが多いことです。

決算日が過ぎてしまって その前の伝票を操作するのは、明らかに違法です。
違法な事はやってはなりません。
経営者がやるような小手先の方法などは、
税務調査が入れば簡単に見つかってしまいます。

「頭隠して尻隠さず」 拙い方法をしてはいけないのです。
それよりももっとしっかりと B/S,P/Lを理解し、
対策を早くからすることです。

なぜ、支払わなくても もう少し考えれば税金が安くなる方法を
皆で考えないのでしょうか?それは

会社の幹部連中が マイナス部分を隠すからです


・回収も出来ないトラブル売掛金の存在を
いかにも生きている売掛債権にしている

・売れると思って作った(仕入れた)製品、商品が不良化している

・稼働すると思っていた機械が全くあて外れで、稼働していない

・仮払いや未収金や きっちりと期日までに精算していない金額がある

経営では、いろいろ目論んでも、そのようにはなかなかいきません。
失敗事が生じるものです。それを早め、早めに「すみません!」と言って謝り、落としてしまったらいいものを落とさないで誤魔化して、
時間稼ぎをするのは どこの会社でもやっているのです。

「ガバナビリテイ」とは 
トップの社長がそれらを明らかにして、スパッ!と切ってしまう事なのです。
儲かっていないのに利益が出たような計算書をつくり、
後で 大問題になる東芝みたいになっては絶対いけません。

(井上和弘)

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2017年2月22日 (水)

出口を考える

たくさんの会社で、
事業承継のお手伝いをさせていただきます。

そのなかで困ってしまうのが、社外株主の存在です。
特に地方における有力企業の場合は、
銀行や生命保険会社、地元放送局などが株を持つ、
という場合が、結構多いのです。
歴史がある会社であれば、なおさらです。

「社長、A銀行が株主になっていますが、
これはいくらでお渡ししたのですか?」

「あぁ、これは額面で渡しました。
取引関係強化のためだとかいうことで、
“ぜひ、当行にも御社の株を持たせてください”と
提案があったんですよ。」

「しかし、いまとなっては、A銀行の存在が、
当社の事業承継においては、ネックになっています。
この際、買い取りましょう」

「そうですね、いまは銀行も持合関係を解消する方向にきているし、
OKしてくれるでしょう。
最初に引き受けるときに、買い戻すときはこの値段で。
と、約束を交わした記憶がありますので、
その金額で大丈夫でしょう!」

後日・・・
「社長、A銀行は何と言っていましたか?」

「それが、“御社の現在の自己資本の金額は20億円だから、
それをもとに計算すると、買取価格は1億円程度でお願いします“
といわれました。

当初、売却したときは額面ですよ!
当社として、そんな金額、受けられるわけありません。」

このような話、私がお手伝いした会社で、立て続けにありました。

なかには、最初に売却するときに、
『買い戻す場合は、譲渡時の金額とする』
などと売買契約書に記載している場合もあります。

この場合は、その通りの金額で買い戻せますが、
書いてなければ、交渉はとても難航します。

投資する、出資する、あるいは投資してもらう、出資してもらう、
経営をするなかで、契約するという場面は数多くありますが、
出口を考えることの重要性を、改めて感じます。

(福岡雄吉郎)

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2017年2月21日 (火)

銀行交渉をさえぎる人たち ④

銀行交渉を進めるうえで、
障害になるのは、
銀行の担当者や支店長だけではありません。
行く手をさえぎる、さまざまな人がいるのです。

④銀行サマサマ病の役員たち

“金利を下げる交渉をしなさい!”
“個人保証を外してもらいなさい!”
“手数料を下げる交渉をしなさい!”
というと、“困りました…。”と、相談にくることがあります。
特に、まだ権限のない、後継者たちです。

聞くと、“こんなことを言われました。”というわけです。
それは、
“そんなことして、借りれなくなったらどうするんだ!”
“あの銀行にどれだけお世話になったと思ってるんだ!”
“銀行をないがしろにしたら、ヒドイ目にあうぞ!”
などということを、社長である父親や、古参の経理担当、
などから言われて、前へ進まない、というわけです。

いわゆる、銀行サマサマ病の、方たちです。
バブル崩壊以前に銀行融資を受けていた世代に、
圧倒的に多い症状です。
当時とは、銀行を取り巻く環境は完全に変わっています。
銀行による格付け方法が変わり、
融資先不足の、銀行カネ余りに変わり、
低金利時代に変わり、
銀行もつぶれる時代に変わり、
などなど、バブル以前の銀行とは、多くのことが変わっているのです。

しかし、過去の強烈な体験とういうのは、尾を引きます。
なかなか、切り替えられないのです。
ただ、そんな銀行サマサマ病の方がいる場合でも、
“ちょっと様子が変わってきました!”
という声を聞くことがあります。

こんなケースがありました。
“どうして変わってきたの?”
と聞くと、次のような答えが返ってきました。
“「赤字決算にしなさい!」の本を、
社長の机の上に置いておいたら、
いつのまにか読んでいて、
「これからは、無担保・無保証の時代だぞ!」
て、言うんですよ。
私が言っても聞く耳もたないのに、どう思います?”
というわけです。

つまり、誰から聞くか、何から読むか、ということによって、
素直に聞けたり、聞けなかったり、するのです。
人間とは、そういうものです。
後継者も、ぶつぶつ言いながらも、心得たもので、
“最近は、このブログの記事を印刷して、
 社長の机の上にそっと置いてます。
 なくなっているので、読んでいるんだと思います。”
とのことなのです。
で、実際に、その会社では、銀行交渉が進み始めたのです。

内部に銀行サマサマ病の方がいると、
銀行交渉は、進みづらくなります。
しかし、無理にその方々の意識を変えようとするのではなく、
遠回しに情報提供することで、意識を変えてゆく方法も、あるのです。
急がば回れ、なのです。

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2017年2月20日 (月)

トランプ新大統領いついて考える

③中小企業的 超ワンマン大統領の発言は?

本音をしゃべる人の方が、建前的耳に心地よい事をしゃべる人よりも
私は、信頼し、多くの人も同じだと思います。

本音を発言するのは、世渡りをうまくする上では、
決して得をするとは思えません。
が、本質を認識して手を打たない事には問題は解決しません。

トランプが公約した中で
①メキシコに壁やメキシコ人をはじめとする不法滞在者の追い出し
②減税とインフラへの投資
の2つでしょう。

①別にメキシコ人だけではなく、
アメリカは不法滞在者があまりにも多く、人口構成に組み込まれて、
今やその排除方法は簡単ではありません。
しかし、政治家、行政が不法を取り締まらないで、
ほっておくのは怠慢のそれであって、
政権を取る人間が法秩序を守らせるのは当たり前です。

②アメリカの道路1つみても
その維持がなされていないのは生活してみれば明白であります。
メンテされていないのです。

これは水道も電気も社会生活の基本であるインフラは、
80~100年前のそのままであるのです。
もしかして日本も同じことが発生するのでしょうか?
明確な再生計画を立てて、予算化していかないと大変な事になるのでしょう。

会社への法人税もそうでしょう。
素晴らしいエクセレントカンパニーが米国にはたくさんあります。
それらの会社がどんどん外国に逃れ、
少しでも安い法人税の国に新会社を設立することは、
資本主義であれば当たり前のことです。
自国のそれらを戻したいのであれば、法人税を下げないと対策にはなりません。

基本的には小さな政府にしない限り、
減税する、投資をする事は 望んでいても解決策実行策にはならないでしょう。

(井上和弘)

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2017年2月17日 (金)

難攻不落の株主 その7

関東地方で製造業を営むI社の話です。
山田一郎社長(仮名)から後継者への事業承継で
相談がありました。

昔、I社と裁判までして争った株主(川上氏)は、
当初は、『株式は、絶対に売らない』と拒否されていました。
が、手紙を出したところ、
「売ってもいい」と心変わりさせることができました。

手紙で意識したのは、次のポイントです。

・感謝を示す
 昔、争った仲で、はらわたが煮えくり返っていようとも、
 文書としては、安定株主として長期間保有してもらったこと
に対する感謝の意を示します。
 感謝されて、嫌な気持ちになる人はいません。

・“きっかけ”にふれる
「なぜ、このタイミングで?」という疑問には、
 次の世代にバトンを渡す時期にきている、と書きます。
実際にバトンを渡す時期にきていなくても、
事業承継というのは、一つのきっかけになります。

・配当できないかもしれない、と不安にさせる
配当を目当てに株式を手放さない方もいます。
 ですから、「将来、配当できないかもしれない」
 というフレーズで、不安にさせれば、
 “じゃあ、売っておこう”と思わせる一つの要因になります。

・プレミア価格(通常の●倍)と表現する
・返信期日(時間的制約)を設定する

日本人は、「プレミア」「いまだけ」という
フレーズにとても弱いです。
・客観的な評価資料
 株主は、「この金額が本当に適正だろうか?」
 と疑ってきます。
 なので、顧問税理士等の第三者に客観的な評価額を出してもらい、
 それをつけておくことで、
 「不当に安い価格で買い取ろうとしている」という疑念を
 払拭できます。

・他の株主は快諾してくれている
 「自分一人だけ反対しているのは、大人げない」
 と思わせるため、他の株主は賛成している、と記載するのも
 効果的です。

最後に、すぐに返信しやすいように、
意思表示は、丸を囲むだけにして、
切手を貼付した封筒も同封します。

最大限の誠意を見せれば、
今回のように、頑なだった株主の気持ちを変えることも、
できるかもしれません。

(福岡雄吉郎)

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2017年2月16日 (木)

銀行交渉をさえぎる人たち ③

銀行交渉を進めるうえで、
障害になるのは、
銀行の担当者や支店長だけではありません。
行く手をさえぎる、さまざまな人がいるのです。

➂ミス・リード書籍の著者

銀行交渉のことを書いた書籍は、たくさんあります。
そのような書籍にも目を通します。
が、時に、
“えっ?”“それは違うでしょ。”という内容に、
お目にかかります。

“無借金経営の会社ほど、イザというときに倒産しやすい。”
“銀行のノルマに協力するのも、社長の仕事”
“資金に余裕があっても、繰上返済をしてはいけない”
などなど。
これらは、小山昇氏のベストセラー書籍にあった内容です。
この3つを忠実に実行するだけで、銀行は大いに喜ぶでしょうね。
“この書籍を読んで勉強してます!”
という経営者がいれば、
それはそれは、銀行はもう、喜んで貸しますよ。
銀行にすれば、このうえない広告書籍、になっているのです。

イザというときのために、不要な借入をしてくれる。
ノルマの融資をお願いすれば、受けてくれる。
資金に余裕があっても、繰上げ返済はしてこない。
こんな会社は、銀行にすれば、一番おいしいお客さんです。

この通りにしていたら、
貸借対照表の総資産は、どんどん膨れ上がります。
借入金が増えますから、当然、元金返済が大きくなります。
ROA(総資産経常利益率)も、自己資本比率も、悪化します。
財務の体力は、衰える一方になるのです。

そもそも、なぜ?無借金の会社には、
イザというときにおカネを貸さないのでしょうか?
そんなこと、本当なのでしょうか?

宮城県の水産会社は各社とも、
東日本大震災で、壊滅的な被害を受けました。
これはまさに、イザというときでしょう。
しかしそのとき、
銀行の緊急融資を受け、業績を回復させた会社があります。
その社長がこう言いました。
“うちは無借金だったので、借りれました。
 借金があった同業各社は、どこからも借りれず、みなつぶれていきました。”
これが事実です。

おそらく、イザというときは、売上高が激減するときです。
上記の会社も、震災の決算期は、売上高が3分の1に激減しました。
売上高が下がれば、返済能力が衰えます。
もとから借金があれば、なおのこと、資金繰りの状況は厳しくなります。
そのような事態の時に、銀行は貸したくないのが当然なのです。
それを、イザというときのために借りておきなさい、
というのは、明らかに、財務のミス・リードなのです。

銀行交渉の書籍の多くは、
どうすれば借りれるか、ということを書いています。
それは、銀行が喜ぶようなことをすれば、いいだけです。
そのかわり、銀行に首根っこを押さえられ、
金利、担保、個人保証、保証協会、高い手数料、などなど、
企業体力をどんどん吸いとられます。
そのようなミス・リード書籍に影響されることなく、
会社にお金を残すための銀行交渉を、してほしいのです。

(古山喜章)

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2017年2月15日 (水)

難攻不落の株主 その6

関東地方で製造業を営むI社の話です。
山田一郎社長(仮名)から後継者への事業承継で
相談がありました。

昔、I社と裁判までして争った株主(川上氏)は、
『100万円では絶対に売らない』
と言われました。

そこで、社長と相談して、
今回は、500万円で交渉しよう、
という話になったのでした。

社長と相談して、今回は、手紙を出して、
交渉してみましょう、ということになりました。

社長は、「そもそも、確実に受け取ってくれるかな~」
と心配していました。

「配達証明付きの郵便にすれば、
相手方が受け取ったかどうか、確実に分かりますよ。

郵便局員がポストに入れるのではなくて、
配達先に受取のサインをもらうんです。
だから、受け取ったかどうか、確実に分かります。」

次は、「売ってもいいかなー」と思わせる文書の内容です。
私は次のようなポイントを織り込みました。

①まもなく、事業の承継時期を迎えること
②これまで安定株主として機能していただいたことへの感謝
③経営環境が厳しく、来期以降の業績は不透明
④これまで継続的に行ってきた配当が、
 来年以降も継続できるか、不明な状況である
⑤買取価格は、通常の買取価格にプレミア価格を
 上乗せした評価額とすること(通常の●倍)
⑥買取価格については、顧問税理士の評価資料を添付
⑦他の株主にも同じようなお願いをしていて、
 全員快諾をしてくれていること
⑧返信期日を設定し、それ以降の申し込みは無効とすること
⑨売却する・しない いずれに丸をつけてもらう用紙を同封する
⑩返信用の封筒を同封、もちろん切手も貼付します

これを1枚の文書にまとめ送付したところ、
1週間後に、「売却する」という箇所に〇がついた
返信用封筒が届いたのでした。

(福岡雄吉郎)

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2017年2月14日 (火)

銀行交渉をさえぎる人たち ②

銀行交渉を進めるうえで、
障害になるのは、
銀行の担当者や支店長だけではありません。
行く手をさえぎる、さまざまな人がいるのです。

②困ったもんだよ「税理士」 その2

少人数私募債は、貸借対照表において、
「経営者引受少人数私募債」と記載してください、
と言い続けています。
そのように表記しておくことで、
銀行は、資本性借入金であることがわかり、
その少人数私募債の金額を、自己資本としてみなしてくれます。
自己資本とみなす金額が増えれば、
銀行格付け(スコアリング)を有利に導くことができるからです。

先般も、ある経営者から、次のような相談がありました。
“うちの税理士が、少人数私募債でなく、
 長期借入金という表記では、なぜダメなのか?
 って、言うんです!”
“少人数私募債とすることで、
 銀行の評価では自己資本にみなされる、
 ということを、伝えましたか?”
“もちろん、言ったんですが、
 金融マニュアルがなんとかとか、
 よくわからないことを言うんですよ!”

ということで、その税理士に聞いてみました。
その税理士は、数年の銀行勤務歴がある方でした。
“金融審査マニュアルでは、
 借入金の中身を調べて評価することになっています。
 だから、長期借入金だからといって、むやみに有利子負債で
 評価することなく、内訳明細を確認して評価しますよ。”
“実務の現場が本当にそうすると思います?”
“当然ですよ。そうすることになっているのですから。”

確かに、銀行のことを何も知らない税理士よりは、知識があります。
しかし、マニュアルにあるからその通りにするなんてことは、
銀行であろうとなんであろうと、
そうならないからみな、困っているのです。
そのことを、わかっていないのです。
決算書で言えば、
マニュアル通りにされなくても、
データ入力する人が資本性借入金とわかるように、
「経営者引受少人数私募債」と記載するのです。

それらのことを、その税理士に延々と説明し、
“わかりました。じゃあ、そのようにします。”
と、しぶしぶ、了解していただきました。
“ところで、銀行に何年いたんですか?”と聞くと、
“3年です。MS銀行です。”と答えてくれました。
おそらく、
そうすることになっているはずのこと、
ばかりが身に付き、現場の実態をご存じないのだと思います。

このような経歴の税理士は、まれです。
しかし、多くの税理士は、銀行のことなど知りませんから、
少人数私募債を、「長期借入金」と、
通常の有利子負債と合計して決算書に記載しようとします。
そうするな、とお願いしていても、
「長期借入金」となっていたりします。
決算がたてこむ時期だと、なおのこと、
面倒くさいのか、「長期借入金」で、処理されがちです。

なので、少人数私募債を導入されている場合、
決算書の記載がどうなっているのか、
仮決算書の時点で、必ず確認してほしいのです。

(古山喜章)

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2017年2月13日 (月)

トランプ新大統領について考える

②ラストベルト(サビ地帯)が 再興させられるのか!

ミシガン・オハイオ・ペンシルベニア州 
この3州は1930~50年代、石炭、鉄鋼、自動車、
アメリカを代表する花形企業が集積され、
アメリカ大成長時代、グレートアメリカの地位の中心州であったのです。

ところが今やこれらの州は、すべて衰退州になっているのです。
20~30年前から衰退は始まっており、
私もミシガン州のハリーダビッドソンバイクメーカー本社を訪問、
オハイオのクリ―ブランドの食品機械メーカーを訪問したことがあります。

トランプは これら州の復興策を取ろうとしてはいますが、
果たして出来るのでしょうか? 私は考えてしまいます。

石炭産業-―石油、シェールオイル、LPガス、水素、太陽光、風力
これからはCO2を発生するようなエネルギーが再び光を浴びる時代がくるのでしょうか?


鉄鋼-―アメリカ ピッツバーグの製鉄が日本に地位を取られ、そして
韓国→中国へ、そしてこれからは おそらくベトナムに行ってしまうでしょう。


自動車産業-―ビッグスリーの車を使ってみて 消費者はどういっているのでしょうか? 
わかっていないのでしょうか?
燃費が悪く、デザイン性も悪く、その上、値段が高いものが売れるのでしょうか? 
ベンツやBMWが売れる理由がわからないのでしょうか?

これらのノスタルジー産業の民間企業を政治の力で再興できるのでしょうか?
会社の力量は経営者の責任です。
怠惰に世界一であると安心、慢心しているといつの間にか、
他のライバルに追い越されてしまうのです。

資本主義―― 優勝劣敗のルールでリングを去った者が、
政治の力で再びリングに上がれるのか?  
アメリカが今まで 行ってきたことを否定するのでしょうか?

(井上和弘)

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2017年2月10日 (金)

難攻不落の株主 その5

関東地方で製造業を営むI社の話です。
山田一郎社長(仮名)から後継者への事業承継で
相談がありました。

昔、I社と裁判までして争った株主(川上氏)は、
『100万円では絶対に売らない』
と言われました。

そこで、社長と相談して、
今回は、500万円で交渉しよう、
という話になったのでした。

「社長、この川上さんに接触できるのは、
大阪営業所の部長だけでしたね?」

「はい。ただし、前回、営業所の部長が訪ねていったときも、
かなり、じゃまくさそうな対応をされた、
と報告を受けています。

今回改めて出直したら、
玄関先で追い返されそうな感じがしています。
どうしましょうか??」

「それなら、手紙を送りましょう。
“買い取らせてください”と文書でお願いするんですよ。
まぁ、これもいくつか、ポイントがありますが、
文書の作成は、こちらにお任せください。」

「そういう文書をつくるのは、慣れていないので、助かります」

これまで「絶対に売らない!」と
交渉を拒否していた相手に、
「まぁ、これなら売ってもいいかぁ」と
思わせるには、いくつかのテクニックが必要なのです。

ただ単に、「500万円で売ってほしい」
では、相手に何も響かないのです。

相手の気持ちを変えさせるような手紙の内容については、
次回、お話しします。

(福岡雄吉郎)

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2017年2月 9日 (木)

銀行交渉をさえぎる人たち ①

銀行交渉を進めるうえで、
障害になるのは、
銀行の担当者や支店長だけではありません。
行く手をさえぎる、さまざまな人がいるのです。

①困ったもんだよ「税理士」 その1

なんといっても、
銀行交渉をさえぎる筆頭は、税理士です。
先日も、ある経営者から、質問がきました。
その会社では、役員に退職金を数千万円単位で支給しました。
その決算書に関することで、相談がありました。

“うちの税理士が、
販売管理費の退職金で処理して、なぜダメなんだ?
て言うんですよ!”
残念ながら、いまだに、こういう税理士が、いるのです。
で、さらに聞くと、
“販管費で処理しても、税金は変わりませんよ。”
と、これも、頭の固い税理士の、鉄板回答がきたのです。
“化石みたいな税理士じゃないですか。
 それはもう、変えないとダメですよ。”
と、思わず、経営者に言ってしまいました。

改めてですが、
役員退職金を、特別損失で処理してもらうのは、
営業利益に影響を及ぼしたくないからです。
その理由は、銀行は、格付け(スコアリング)において、
営業利益を重視するからです。
役員退職金を特別損失で処理すれば、
損益計算書において、影響する利益は、税引き前利益だけです。
税引前利益は、格付け(スコアリング)に影響しません。
だから、特別損失で処理をしてほしいのです。

役員退職金だけではありません。
要は、めったに発生しないような費用があれば、
経営判断にて、特別損失に計上すればよいのいです。
例えば、
何らかの訴訟で発生した弁護士費用、
震災・台風などの災害影響で発生した修繕費、
通常の減価償却よりも、上乗せして計上できた減価償却費、
ISOなど、新たな認証取得にかかった費用、
などなど。
特別損失に計上できる費用は、いろいろあるのです。

そもそも、
税理士は、銀行の格付け(スコアリング)で、
何を評価されるかなど、知りません。
だから、
“販管費で処理しても、税金は変わりませんよ。”
などという発言になるのです。
税金のことしか、頭にないのです。

このような税理士がいると、銀行交渉をする以前に、
その交渉をさえぎる要因になるのです。
もしも自社の税理士が、ここで紹介したような、
化石税理士タイプなら、すぐに変えることを検討してください。
そのままだと、
ろくでもないことに、エネルギーを使わされるだけなのですから。

(古山喜章)

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2017年2月 8日 (水)

難攻不落の株主 その4

関東地方で製造業を営むI社の話です。
山田一郎社長(仮名)から後継者への事業承継で
相談がありました。

株主構成を見直すなかで、
面倒な株主が1人出てきました。

昔、I社と裁判までして争った株主(川上氏)は、
『100万円では絶対に売らない』
と言われたというのです。

「社長、この川上氏の生活は、
どんな状況か、お分かりになりますか?」

「いや~、遠くなっているので、何とも。
でも、以前聞いた話では、
生活にそれほど困っている様子ではなさそうでしたよ。」

「社長、以前は以前です。
年数が経てば、健康の問題、介護の問題、
色々とお金が必要になってきます。
昔は裕福だから、今も裕福、ということはありません。

ここはひとつ、100万円ではなく、
もっと上積みして、再度交渉しましょうよ!」

「う~ん、そうですか・・・
川上には、いやな感情しかありません。
この期に及んで、余計にお金をあげるとは・・・」

「何を言ってるんですか!
川上さんに、少しお金を多めに払って、株式を買い取れれば、
当社の事業承継で、素晴らしい手が打てるのですよ!

川上さんに余分に払うお金と、
そのお金が生む効果を考えれば、
どうすべきか、一目瞭然じゃないですか!?」

「よし!じゃあ、倍の200万円出しましょう!」

(・・・ケチだな~!と内心思いながら・・・)

「社長、200万円じゃ、ケチケチしていて、
しぶしぶ上げたのが、相手にも伝わりますよ。」

「・・・ん~、そんなものかなぁ。
倍も出しているから、いいと思うけどなぁ」

「一気に500万円にあげましょう。
それぐらいしないと、インパクトがありません!
これだけ出して拒否する相手なら、
強制的に相手から買い戻す方法を使いましょう!」

「・・・わかりました!もう、お任せします!」

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2017年2月 7日 (火)

借入金の視える化

ある会社の決算書を、約3年ぶりに見せてもらいました。
すると、前に見た時より、短期も長期も、
借入金がずいぶん減っていたのです。
“借入金がかなり減りましたね!”
“ええ。3年前は、必要のない借入金もありましたから・・・。”
そうです。
当時は、借りなくてもよい借入金まで、銀行に頼まれて、
積みあげていたのです。
“とにかく、教えていただいたとおり、
 返せるものはどんどん返す、
 という方針に、3年前から切り替えました。”
業績も、この3年間、上向き傾向になり、
繰上げ返済もどんどん進めたのです。

“それに、前に指導を受けてから、
借入金を視える化したんです。”
“ん?どういうことですか?面積グラフですか?”
“違うんです。これを見てください。”
と、次の写真を見せてくれました。
Scimg1040

“あのころ、借入金が全部で15本あったんです。
 それを、ひとつ終えるたびに、当確みたいな花をつけたんです。
 やり始めると、その花をつける瞬間がすごく嬉しいんですよ!”
と、目を輝かせて話してくれました。
このボードを社長室の壁に貼り付け、
奥様の副社長とともに、返済の儀式を楽しんでおられるのです。

“それはなかなか、楽しそうですね。
 で、なんでアントニオ猪木なんですか?”
と、素朴な疑問をぶつけました。
“何を言ってるんですか。これは猪木の卍固めですよ。
 劣勢の中でも一発逆転する、必殺ワザじゃないですか。
 うちにピッタリでしょう!”
と、いうわけです。
副社長いわく、“私にはわかりません!”でした。
私は猪木世代なので、社長のお気持ちがよくわかりました。
“なるほど!
 じゃあ、あと5本返したら、銀行のギブアップですね。”
と、私が言うと、満面の笑みで答えてくれました。
“そうなんですよ。その瞬間が待ち遠しいんですよ!”

人はこうも変われるものなのか、
と、ときどき感じることがあります。
この社長は、銀行に対する考え方が変わり、
銀行に対する行動が大きく変わりました。
すると、
借入金が大きく減り、財務体質もはるかに向上したのです。
決心ひとつで、いつでも変わることができる、
ということを、感じさせてくれました。

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2017年2月 6日 (月)

トランプ新大統領について考える

①ポピュリズム(大衆迎合主義)
大統領選挙中に もしかしてトランプが勝利するのではないかと
家族には言っていました。それがなんとトランプが勝利してしまった! 
その選挙中、私がもしかして「勝つ」のではないかと思ったのは

・本音をそのまま発信する(暴言と言われますが・・・)
従来の政治家は、建前の美しい事を言う。
オバマがチェンジといい、それに国民が期待した。
しかし、チェンジは、8年たっても何も変わりませんでした。

大衆の人たちの不満 (要因は自分たちに起因するのに) を
いかにも解決できそうに思い、新しい指導者の発言に組しています。


・大衆的選挙民
自分たちの住んでいる町が衰退していく、自分や子供たちの仕事、
会社がだんだん衰退、成長性もなく、待遇もひとつもよくならない!

大局に立って思考すれば 変化させず、革新もせす、
毎日、平々凡々と過ごしていては、このスピードの速い時代、
常に弱い人々は取り残されてしまう。
これが資本主義システムの欠点かもしれませんね。

そんな中で多くの大衆が、はっきり言って、
愚なる一般市民の価値観で評価すれば、落
語に出てくる熊さんハツさん的価値観になる。

賢明なるエリートが将来を見据えて上に立って、
方向づけ、対策を考えて人々を引っ張ってゆくものです。
アメリカのように大統領を選ぶのに、
直接選挙のシステムをとると衆愚政治に陥る欠点がありますね。

大阪での横山ノックが、東京で青島行男が知事になったように、
人気だけで選ばれる愚を犯すのです。

会社でもそうです!

多くの一般社員に迎合した政策を実行して会社はよくなるでしょうか?
現地現場、現状認識をしっかりもって、
時流・とりまく環境を感知して、対策ををいかに戦略に表現するか?  
明確な人物でないと生きていけないのです

(井上和弘)

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2017年2月 3日 (金)

難攻不落の株主 その3

関東地方で製造業を営むI社の話です。
山田一郎社長(仮名)から後継者への事業承継で
相談がありました。

株主構成を見直すなかで、
面倒な株主が1人出てきました。

昔、I社と裁判までして争った株主(川上氏)は、
『I社の株は、絶対に売らない!』
と声を大にして宣言していたのです。

私たちは、もう一度買い取りにチャレンジすること
から、始めることにしたのです。

「社長、ところで、川上さんには、
 誰が接触できるのですか?
 『絶対に売らない』と言われたのは、
 当社のなかで、誰がそう言っているのですか?」

「はい、私は当然接触できませんし、
するつもりもありません。
唯一、接触できるのは、大阪営業所の部長です。」

後日、その部長さんと、話をさせてもらうことにしました。

「部長、川上さんから『絶対に売らない』と
言われたとき、具体的にはどんな感じでしたか?」

「はい、社長から指示されて、
“100万円”で買い取らせてください。
と申し上げたのです。
すると、『100万円では絶対に売らない』
と言われてしまいました。」

「なるほど・・・『100万円では』
と言われたのですね。
社長は、そのように言われたこと、ご存知でしたか?
これは、おそらく金額の問題ですよ!」

「いえ、“絶対に売らない”という言葉だけ聞いていました。
金額が少なかったのかな~・・・」

「絶対にそうですよ!
最後はカネがものを言うんです。
これで明るい光が見えてきましたね!」

(次回に続く)

(福岡雄吉郎)

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2017年2月 2日 (木)

仁義なき銀行交渉 返済戦争篇の解説

長らく融資を受けているものの、
条件の良くないA銀行に、借入残高をすべて返済する、
ということが、今回の交渉内容でした。
結果は、全額借り換えることに成功しました。
借り換えに際し、
新規取引を希望していたB銀行の協力を得ました。

ここに登場したのは、年商5億円未満の、ある地方の会社です。
地方の会社で特に多いのは、
その地域の銀行との取引が長く、厳しい条件交渉はしたことがない、
というパターンです。
交渉したとしても、
“できるだけよい条件でお願いします。”
という程度です。具体性がないのです。
で、“せいいっぱいの、優遇内容にさせてもらっています。”
などと言われ、“そうですか。いつもありがとうございます。”
で終わってしまうのです。
なので、条件が良くなるはずがありません。
しかも、そんな状況が長く続くと、その銀行はやがて、天狗になります。
今回の事例では、A銀行が、天狗銀行と化していたのです。

この会社の場合、創業者である前社長が、
「創業のころ、A銀行から資金を借りれて助かった。」
という思いがあり、厳しい交渉はしたことがなかったのです。
また、そのすべも知らなかったのです。
で、後継者が、その過去を断ち切り、融資条件を見直すため、
私たちの指導を受け、銀行交渉の先頭に立ったのです。
後継者いわく、
“こちらに知識がなかったら、いいようにされているだけですね。”
とのことです。まったくそのとおりです。

交渉は何事も、具体的な要望を伝えなければ実現しません。
金利をタイボ+スプレッドにする、
個人保証と担保を外す、
繰上げ返済できるようにする、などが、具体的要望です。
交渉するには、それなりの知識が必要なのです。
しかし、A銀行はすでに天狗銀行と化し、
それらの要望に全く応えてくれませんでした。
なので、借り換えるべく、かねてから融資を希望していた
B銀行に交渉して好条件での調達に成功し、
A銀行に返済してしまったのです。

借り換えて返済する際に、知っておきたいことが、2点あります。
1.「違約金」は、こわがる必要がない
2.「返していいですか?」と聞かず、先に振り込んでしまう
ということです。

銀行は基本、早期に返済する、
いわゆる「期限前償還」を嫌がります。
なので、約定書に「違約金」が発生することを、記載しています。
しかし、「違約金」は金利の残額であり、
記載されていても、実際には交渉の余地があるのです。
“「違約金」がかかりますよ!”と言われて、
早期返済をひるむ必要はないのです。

それに、「返していいですか?」と銀行に聞くと、
「困ります」というに決まっています。
その担当者や支店長の、個人成績に関わるのですから。
繰り返しますが、銀行は人事がすべて、です。
なので、何も聞かずに返済金を振り込み、その直後に、
“先ほど振り込んだので、それで返済をお願いします。”
と申し入れればよいのです。

借り換えや早期返済をするには、
それなりの知識と準備とエネルギーが必要です。
今回の交渉事例の会社では、
借り換えによって条件が大幅に良くなりました。
金利は以前の半分以下になり、個人保証も担保もなくなりました。
規模の大きな会社でないとできない!
地方の会社ではできない!
などということは、銀行交渉においてはありません。
規模の大小や地域に関わらず、
格付け(スコアリング)による、
返済能力の見極めが、すべてなのです。
だから、強い財務体質にしておいてほしいのです。

(古山喜章)

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2017年2月 1日 (水)

難攻不落の株主 その2

関東地方で製造業を営むI社の話です。
山田一郎社長(仮名)から後継者への事業承継で
相談がありました。

株主構成を見直すなかで、
面倒な株主が1人出てきました。

昔、I社と裁判までして争った株主(川上氏)は、
『I社の株は、絶対に売らない!』
と声を大にして宣言していたのです。

川上氏は、いまはご高齢で90歳近くになっています。

色々と調べたところ、
実はいま病院に入院しており、
いつまで生きられるか、正直わからない、
という状況のようでした。

身の回りは、長男が世話をしていますが、
川上氏から、「I社の株式は売るな」
と言われているようなのです。

私が考えた方法は、2つでした。
1つは、この株式を強制的に買い取ってしまうこと
もう1つは、もう一度、買い取りにチャレンジすること

1つ目の強制的に買い取る方法は、
『スクイーズアウト』と呼ばれる方法です。

I社の発行済株式は、100,000株
問題の川上氏の株数は、100株(0.1%)
でした。

この『スクイーズアウト』という方法は、
株式の単位を変えてしまう方法です。

例えば、1000株を1株とみなしてしまうのです。
単元株(たんげんかぶ)といいます。

となると、川上氏の株数は、
100÷1000=0.1株とみなされます。
つまり、1株未満なので、
「端株(はかぶ)」が生まれるのです。

会社法では、1株未満の端株は、
会社が強制的に買い取ることができます。
そうなれば、川上氏の株を買い取ることができるわけです。

ただし、この方法は、
株主総会の決議が必要なこと
強制的に買い取る場合は、買い取り価格でもめること
などから、手続に時間と手間がかかります。

なので、社長と話し合った結果、
すぐに対策できるもう1つの方法、
もう一度買い取りにチャレンジすること
から、始めることにしたのです。

(次回に続く)

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