決算業務、税務に関わろうとしない、社長。
決算をするということは、法人税等納税金額の決定にあります。
社内から現金が出てゆくのです。
日本の経営者の99%の人は税務に関して
自らかかわらず、税理士や経理社員に任せぱなし、
税務は一連の商行為の後処理ととらえています。
欧米の優れた企業の経営者の最大関心事は
「税引後利益」です。ROA、ROE、PER、
企業価値を測る指標は、税引後利益です。
日本の経営者は、税引前利益を重要視しますが,
欧米の株主は、税前利益は関心事ではありません。
私がいつも申し上げるのは、キヤシュフローなのです。
一年間企業活動して、いくらの現金を増やしたのか、
会社に残したか が重要な事なのです。
正しい税務作業を行い、税金もマネジメントしなくてはならないのです。
その一連の行動が、
脱税行為といった後ろめたい行為と思っている経営者がいるのです。
別の表現をするならば 不作為の行動と言われ、知らずに脱税行為を行って、
追徴され、甚だしきはブラック企業を言われてしまう事だってあるのです。
今日、海外に子会社を持っている会社も多くあります。
海外子会社がどんな税務コストを負担しているのか、
税務リスクは、両社間のコストは,二重課税の負担は,
過大な税務リスクを負っていないか??
「税務は一連の商行為の後処理」と思わず、
決算対策に熱心に取り組んでいただきたいのです。
(井上和弘)
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