売上拡大を望むなら それだけの市場規模が必要なのです
「雑魚、小魚は磯辺で遊べ」とは名言ですね。
市場が大きいことは確かに売上の拡大が望めますね。
需要拡大したとはいえ、大市場では、中小企業は勿論、中堅企業においてさえも、
後発の大企業に飲み込まれる実際を多く見てきました。
大きな市場の当始は、運がよければ一時の成功者になりえます。
社員も幹部も走り、ハッパをかければ目標も達します。
しかし、その後に売上が欲しい、欲しいに落ちいり、
大勢の顧客が欲しいになり、顧客のニーズを探ること、
いかなる価値を提供すればよいのか! を忘れてしまうのです。
顧客の心を読みとろうとする姿勢態度は、創業者にはあるのです。
「心」を読みとる、見えないそれを読みとることは至難な事です。
その行為を続けるのが私達の仕事なのです。
大きな市場に入るとそれが全く見えなくなるのです。
広告媒体、価格志向に傾き出す。中小企業では立ちゆきません。
それゆえ中小企業は、小さな市場、ニッチなマーケットを探し出し、
顧客のニーズを、「心」を捉えることが必要になるのです。
大企業になる事を夢見て、挑戦して、一時の成功者になっても
晩年期 敗者になる不細工な人も多く見てきました。
市場性も大切ですが、我社はいかなる価値を世に提供できるか!
この価値を認めて下さる顧客「心」に問うてみることです。
やがて客が客を呼んで下さることになるのです。
(井上和弘)
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