太陽光発電
原子力発電は、効率も良くエネルギー出力も他の方法より優れている事は、
中学校時代から学んでいた。
ただこれらの発電から出る廃棄物の処理方法が何も解決されておらず、
その問題を先送りにして発電するとはひどい事だと
昔から思っていました。
12年前に我が家を新築する時、屋根の上に太陽光発電パネルを乗せようと、
その時経営顧問をしている、パネルメーカーの幹部に相談しました。
―井上さん売電しても元はとれませんよ!
―パンフレットには、収入があると書いているではありませんか?―
―パンフレットの数字は、全くのウソとは申しませんが、天候(晴天)により、
経年により効率が新品の時とは異ります。
特に都会の雨によりガラス表面が汚れ、能力が落ちます。
周辺機器の設備がまだまだ必要になります。
井上さんは、屋根に上ってガラス表面を洗い掃除されますか?
機械は故障もしますしね。
これだけメーカーに言われてやめました。
普及が全国に及び、たいへんに良いという事になれば、
また、考えようと思いました。急いではならないと思ったのです。
その後 企業で自己資本でこれをやれば売電価格で採算が取れる!
との事で多くの参加があったようです。
ところが現実、今、どうなっているかというと
あまり進んでいない現実があるそうです。
①売電価格の値下がり
②設備工事費の値上り
③送電線迄の距離と工事費
④電力会社の買電拒否
⑤許可証あれど未実行の許可消滅
国の施策はこの様な事が多い。たとえば介護福祉政策もそうであった。
デイサービス、デイケア 何処がどうちがうのか?
さっぱりわからなかった。
政策、デイケアは医師がいる。ディサ―ビスは、医師が要らない。
不況な折、多くの会社がデイサービスに参画した。
医者が要らずに介護福祉事業に参入できる。
経済計算してみると採算も取れる、
それとばかりに不況産業の方々は飛び込んだ、
数年経って乱立が目立つと国への請求単価を下げた。
国の役人が考えることは甘い言葉で乗らすのが常であると思っています。
(井上和弘)
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