借金について考える。
世の中 歩いていて、古い学友や親戚縁者から借金を頼まれる事があります。
私ごとき者に借金を頼みにくるのだからさぞかし、
大変な事であろうと同情の心が動きます。
若い時の苦い経験で、私は、貸す事は、はっきりと断ることにしています。
理由は
簡単に借りる人物は、借りた事に真剣に返そうとしないのです。
借りるのは安易なのです。
返すとなると、その金額は返す人にとっては、すごい重さになるのです。
ひどい人になると貸してくれた人を恨みに思う人が出てくるのです。
恨まれるぐらいなら、初めから貸さないことです。
貸してくれといった金額の10%の金をあげてしまう事です。
どうしても貸さざる事が避けられない場合は、
消費金銭貸借の契約書にすべきです。
正式の契約書というのは、後々のもめごとがなくなる効果があります。
会社でも貸付金(長期・短期)が 毎年 少しも変化しないのをよく見ます。
きっちりと清算すべきです。証書貸付であれば催促できるはずです。
60才代で中小企業の経営者が、
死亡されるのは早死になるのではないでしょうか?
死期を早めるものに借金があります。
借金は体に悪い、この事はまちがいありません。
その人に、会社、個人にいくらの借金があるかは、外からは見えないものです。
いかに金があまるほど銀行にあっても、金利率かタダのように安くっても、
借りた元金は、返済しなくてはなりません。
借りる、貸す、そんな行為は、やめた方が良いでしよう。
長生きする為にも・・・・
(井上和弘)
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