中間決算の時期です②
3月決算の会社は、
9月が中間期になります。
中間決算をどのようにお考えでしょうか?
前回のブログでは、
中間決算でも、年度と同じように、
決算を組んで、法人税を申告して、
税金を計算することもできる、とお話しました。
そうすることで、場合によっては、
キャッシュフローを改善できる可能性があるのです。
では、例えば、このような場合はどうでしょうか?
この9月までは、あまり利益が出そうもない。
でも、12月頃に超大型の売上が見込まれる。
売上はもちろん、利益もたくさん計上される見込みだ。
つまり、来年の3月は利益がたくさん計上される、
ということがあらかじめ分かっている場合です。
大型の節税策が打てればよいでしょうが、
対策は一通りしてきて、
有効な節税策が打てない、という場合です。
この場合は、例えば決算期を変更してしまう、
というのも一つの方法です。
3月決算を9月決算に変更するのです。
この4月~9月の6カ月決算を組んで、
10月~来年の9月末を新たな会計期間とする、
ということです。
いますぐに有効な手が打てなくても、
来年の9月末までなら良い手が打てるかもしれない、
そんな会社は、検討されてはいかがでしょうか?
財務体質を強くするには、
常に先を見て、先行管理することが、
とても大切なのです。
(福岡雄吉郎)
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