アンチ低価格販売主義
会社によっては、低価で進まないとやっていけない体質の会社もあるでしょう。
下請会社、大衆コモディティ商品取扱い会社です。
しかし、それでも10年も20年も続けるのでしょうか?
下請会社であっても、価格が安ければよいだけの物を作り納めるのですか?
私は安物、大衆価格、低単価商品の世界に入るのを好みません。
「我が社の商品は廉価です、
お手軽価格ですが品質では負けないお値打ち商品です。」
たとえ下請であっても発注先から品質がすぐれている、
他社に取って換われないと言われたいのです。
いつの時代でも
研究開発費、宣伝費、副利厚生費、
人件費、人件費ベースアップ、
原材料費等のコストアップを吸収できえるのは低価格主義で走っていては
非常に難しいのです。
勿論すぐに高単価主義を取れとは申しませんが・・・・
安ければ良い!
すぐに定価を切って売る、そんな会社の社風を変えて欲しいのです。
価格に対してお客様は高いより、安いに越したことはないです。
しかし、安ければ良い! のでしょうか?
品質をことのほか追求されます。
「技術の二ッサン」と私の若い頃には日産の自動車は云われていたのです。
私の回りには、米国車、ニッサンの自動車に乗っている人が少ないです。
今、リコールで大変な事になっていますね。
メーカーでなくても、社員品質、デザイン品質、納期、対応、原材料、
いろいろと自社の特徴づけは可能なはずです。
値引きに対しては「どうぞ他社に発注されたらいかがですか?」
と云える会社をつくられたらいかがでしょうか?
暴利はとんでもない。
しかし、業界にあっては プライスリーダーと云われたいのです。
(井上和弘)
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