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2017年11月20日 (月)

井上は中小企業の上場には常に反対しています。

45年間で いくつか上場のお手伝をしてきました。
何でもかんでも上場する事に反対しているわけでは決してありませんが、
企業戦略的に良い場合もあります。
ただ、証券会社がいうほどのメリットはほとんどありません。

有名会社になり、人事採用が楽になった。
資金調達が楽になった。
株主が長者になれた。
決してそのようなメリットはほとんどありません。

新たな外部株主は何を経営者に求めているのか?
他のライバル、同業他社との比較で四半期、3ヶ月ごとの利益がどうか、
非常に短期的にしか評価しません。
これから3ヶ月後、半年後、1年後、来年度、利益ばかりです。
経営者、従業員は、株主に利益のみを届ける、働きバチなのか?
と思ってしまいます。

よって経営者は、売上主義、利益増大主義に落ち入り、
決算を良くみせようと粉飾の摩の手につかまってしまうのです。

利益の出ない年もありますし、長期的展望を考えれば大きな投資をする年もあります。
会社の社会的使命、従業員に対する満足度もあげなくてはならないのです。
含み損も正直に出し、節税を考えキャシュフローの改善をすればいいのですが、大株主、株価、マスコミを考えると中々 実行出来ません。
本当に経営を考えた時、バカげた事だと思います。

上場する市場ですが、年商が100億円~300億円規模では雑魚扱いとなります。
そして上場維持費用は、年間に監査法人等の費用で
1億円は軽く必要になるので小さい規模では大変です。

証券取引所も、変な、不良会社が入ってこないように、
また、証券会社は上場させて儲けようと考えて誘います。

上場してみて全くメリットがないという相談も受けますが、
上場するのも大変ですが、退場するのも大変な事です。

(井上和弘)
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