卵を一つのかごに盛るな?
昔からよく経営格言として云われている言葉ですね。
これは売上の中味ですが
商品群を1種類に集中するな!
一地域に集中するな!
一得意先に集中するな、頼るな!
ということなのですかね―?
危険分散しろ!
ということでしようね。1本柱では危ない。
2本柱も又、3本柱が良いというのでしょうか?
しかし、この格言は怖さを秘めています。
なぜなら分散しろ!というのでしょうか?
中小企業の場合は、集中が大切ではないでしょうか?
ず―とこの事について、私は悩んでおります。
会社の特徴魅力が絶対必要なのです。
商品力の強さをより強固にするには、あれもこれもより、
あれかこれかに集中しないと特徴強みは出ないのではないでしょうか?
地域もそうです、衰退地域は話しにはなりませんが、
ドミナントエリア形成は戦略上大切な争なのです。
強い商圏をつくる。次に商勢圏をつくり出す、
市場の観客の好み、物流系も異ります。
ドミナントエリアを形成すると効率がすこぶる良くなります。
一得意先に絞ることも又、危険な事では確かにあります。
しかし、小売業や卸業であれば可能ですが、
中小企業の製造業であれはむずかしい事ですね。
浮気っぽく得意先を変えれればよいのですが、
得意先に可愛がられないでしようね。
しかし、得意先と一連担生も困ったものです。
危険分散と言い、多核化が戦略上大切だと言って、素人ビジネスに飛び込み、
全減した例も多くあります。
業種、業態、規模、人材、社歴、によって異ります。
よく考えてみたいものです。
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