2018年の課題と対策 ⑤
人手不足が収益の足を引っ張る。
私は、言い続けている事があります。
不足している商品、サービスを提供してゆくのが会社の役割ですと。
労働集約産業の中心は人です。
設備産業は、先進的設備の設置です。
技術集約産業は、研究開発による先進技術です。
金融不動産提供業は、資金お金です。
自社がどの分野に存在しているかが明確であるなら、
平素 普段からそれに対処するのは社長の務めなのです。
人が足らなくなってガタガタするのはおかしいのです。
私の関係先で労働集約産業と言えば、
外食産業の小諸そばの株式会社三ッ和、
小諸そばは 都内に100店舗あります。
運輸物流業のアサヒロジスティクス株式会社
サービスドライバーは1700名、
作業スタッフは2000名いらっしゃいます。
両社とも 人手不足でお困りの声は聞きません。
そらそうでしょう。
両社とも経営理念の中に『 ES』 社員満足度を向上する、という理念があり、
諸施策が他社にはないものが打たれているのです。
人がいなくなったからといって手を打っても効果はありません。
従業員の定着度が良いのであれば、不足はおこりません。
なぜ? 社長が従業員を「大切にしたい」との気持が伝わっているからです。
日々のコミュニケーション密度が全く他社とは異るからです。
経営戦略とは差別化、集中化でしょう。
人に対しての労働条件、環境、思い、を明確にして、
差別化して、その課題にエネルギーを注げばいいのです。
特に『人』問題は、一日にして解決しないのです。
しかし、始めて、続けないといけないのです
(井上和弘)
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