2018年の課題と対策⑥
新たな設備投資を実行しょう。
人手不足対策ばかり述べてきましたが、設備集約、技術集約産業に位置する会社は、
新たな設備投資を実行する年になります。
省力化、省人化、品質向上、新商品、コストダウン、超先進化、
に寄与する投資に考えをめぐらしてほしいのです。
来年も又、減価償却、対象投資になる設備投資を実行してほしいのです。
こんなことがあります。
「設備投資をしたいものがあります。しかし、まだ償却が終っていないし、
借入金も残っているのです。」
それなら 償却が終っていない設備は売却して、お金に変えなさい。
売れないなら、特別除却損にして、節税しキャシュフローを良くしなさい。
少しでも借入金を返しなさい。
本当に会社にとつて投資効率の上がる設備が必要なら、
新たな設備投資を実行すればよいのです。
新たな借入金は、銀行融資の条件が良くなり、
税制上の即時償却の特点を活用して行い、
品質向上、差別化を図る年になるのです。
AO、IT化のスピードは注目していないと、
すぐにライバルに置いてきぼりを食らいます。
2017年の年は、ほとんどの会社は収益が良かった年です。
新たな年には、良かったと安心する会社が多く出ます。
安心や慢心せずにやがて来る、難題課題を乗り越えるための投資をするのです。
過去のものから収奪してはならないのです。
過去の財産の上に胡座をかいてはならないのです。
投資があるからリターンがあるのです。
顧客からの目で他社より優れているとの評価を頂くため努力しようとするなら
新たな設備投資実行は、新年の新たな課題です。
何もありません! と 言うのは頭の悪さを示しているのです。
(井上和弘)
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