変れない恐さ。その①
1953年 昭和27年NHKが日本初のテレビ公開放送をはじめたといわれています。
私は、小学校6年生の時、大阪馬場町角にあったNHKを見学して、
初めてテレビを見たことを今も憶えています。
その後、民間テレビ局がスタートするわけですがその時、
映画会社(東宝・松竹・大映・東映・日活)がテレビ局に加わらなかった。
何故なのか?
私は中学生になっていましたが、それが疑問でした。
出版社の旺文社も確かどこかの局に参加したはずです。
その頃、映画界も斜陽産業といわれはじめていたのです。
銀幕スターは、テレビドラマに出る事もせず監督・技術者も同じでした。
その後の展開は、皆さんご存知の通りです。
なぜ成長産業、世の中の流れに沿って、
会社を自分を変えられなかったのでしょうか?
人間は本当に簡単に変えられないものだ! と今日まで思って来ました。
私は、最近特に「売上! 売上! と言うな」 「粗利益を重視せよ!」
とやかましく言っております。
売上第一主義に陥るなと申しています。
何故か?
皆さん! 時代が変ったと感じません?
私の最近のシヨックは、家電メーカーのシヤープ・サンヨー.
東芝がもたつき、アメリカでは三大乗用メーカー、
小売のシーアーズ、トイザラスが危機に瀕していますね。
先日も経済雑誌のダイヤモンドを読んでいて、
財務内容の良いキヤシユフローの良いベスト200社を見ていてびっくりしました。
有名な日本を牽引する会社名がなく、
カタカナ文字の上場企業が並んでいるのです。
我が社の社員にこの会社は何の会社? と尋ねると「『ソゾ』ですよ」答える。
私と同年輩の諸兄は、ゾソ‥も知らないはずです。
今やカタカタ名の上場会社が、財務体質も良く、お金も持っているのでしょう。
古い有名な会社は、対格が大きいばかりで効率が悪いのですね。
(井上和弘)
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