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2018年5月 8日 (火)

法人での生命保険は、何のためか?①

決算期が近づいたり、決算予測が見えてくると、
生命保険の加入を検討することがあります。
しかし、経営者の声を聞いていると、
勘違いしていませんか?ということがあるのです。

①返戻率が100%を割るのはいやなんですが…。

「解約時の返戻率が100%を割らない商品て、
 ないんでしょうか?」
と尋ねられることがあります。
「ないです。」としか言いようがありません。
しかしそう言うと、
「100%を割ると損したみたいで、
 いやなんですよ。」
と言われたことがあります。

そのような方は、生命保険の商品を、
投資運用の商品とまったく同じに考えてしまっているのです。
生命保険というものの、本来の目的は、保険機能です。
万一、命を失うことがあった際などに、
事前に契約した金額を受け取ります。
この保険機能のサービスを受けることが、
生命保険に加入する、主たる目的なのです。

5年後に解約返戻率がピークになるから、
5年で解約することにしていたとしても、
その5年間は、生命保険のサービスを受けているのです。
そのサービスは、無料ではないのです。
「解約時に100%を割るのはイヤです!」
という経営者は、
そのことを、忘れてしまっているのです。

投資なら、額面を割るのはイヤ、という気持ちはわかります。
しかし生命保険の目的は、投資ではないのです。
死亡時やガンと診断された際の保険金を受け取ることで、
急な死亡退職金や、高額治療費の見舞金、借入金の返済、
などに備えることができた例は、いくらでもあるのです。

生命保険は、損金計上されるだけで、
すでに恩恵を受けているのです。
なのに、保険機能が維持されるうえに、
支払った元金を割るのはイヤだ、
といういのは、経営者としての資質を疑いたくなるのです。

(古山喜章)

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