借入金に頼るな!
仕事上貸借対照表を見る事が非常に多いのです?
目が最初に自己資本と借入残高に行きます。
短期借入金に特に目が行きます。
この短期借入金は?
単名手形? 当座借越? 約状? と質問したくなります
目的は?
答えはほとんど要領を得ず、説明が明確でない経営者が多いのです!
私は、真剣に経営をしていたら短期借入金など
発生することなんかないと思っています。
短期借入金が発生する要因は、売掛金・未収金・在庫の管理がなされていないから発生するのです。
建設部材の商社での事
「御社の売掛金勘定の合計は月商の3ヶ月半もありますが?・・・・」
「そうなんです! 業界が支払の悪い業界としてで有名で!・・・」
「今は 下請いじめの問題で公正取引委員会が目を光らせていますよ!」
「我社は下請けでなく 一般販売店なので問題にならないのですよ!」
不思儀なほど 回収が悪いのが当り前のように言う。
内容を調べると、販売時に相手の支払日の確認もせず、
得意先の支払条件をそのまま受け入れている。
同じ得意先会社でも支店、現場ごとに支払日が異っている。
要は回収を早める努力を何もしていないのです
営業に教育もしていないのです。
こちらの回収条件をお願いすることもせず、言いなりなのです。
手形を切れば、銀行にお願いすればお金は生まれてくる
とでも思っているようです。
私は倒産を数多く見て来て、つくづく思うのは、
安易に銀行借入に頼っている会社が多いのです。
回収に熱心である会社は強い。
出来たら現金で商売をやる事です。世の中には 現金商売はあるのです。
「御社の事務所の賃料 前払いしておられるのではありませんか?」
(井上和弘)
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