経営は 経済合理性を追求する事なり
「私は人員整理などしたことはない、
人を経営の中心に置く人本経営をおこなっている!」
と自慢げに語る経営者をよく見ます。
勿論、人を大切にし、解雇する事もなく利益を出し続ける経営者は素晴らしく、褒められたことです。
しかし、たまたま今日まで 経営環境に恵まれただけで、
今後もそれが続く保証などは1つもないのです。
経営の三要素は、人・モノ・金であります。
それも人が一番です。
なぜなら 売り物もお金の使い手も 皆 人がやるからですと習いました。
しかし、この3つだけではありません!
1つ加えてもっと重要なのが環境なのです。
取り巻く環境です。
環境の変化を察知して、
この3つ 人・モノ・金を合わせなくてはならないのです。
まして、会社などは、大きくても小さくても環境変化に対応しないと
ひとたまりもなく、潰れていくのです。
ですから、「経済合理性」を まず第一に置くべきであって、
センチメンタルな感情やロマンを語るだけでは、会社は存続しえないのです。
理と情をごっちゃにしていては、企業存続は出来えません。
もし、私の提唱しておりますネガテイブな三つの行動がとれる覚悟があるか、
どうかが重要なのです。
「たたむ」 やめる 切る なくしてしまう
「削る」 小さくする 無駄を省く
「変える」 激烈に変化させる
この事をご理解されない方は、
よほど恵まれた道を今日まで たまたま幸運にも歩んでこられた方なのです。
そんな綺麗に舗装されている道を歩まれた先には
地獄の倒産が待っていますとご注意申し上げるのです。
(井上和弘)
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