経営費は時流に即せないものか!
私の仕事は多くの中小企業の社長(会長)と、
経営課題について改善してゆく仕事なのです。
しかし、つくづくもう平成も終わろうとするこの時代に未だに昭和の時代、
アナログな価値観、手法を使って「儲からない! 儲からない!」
とおっしゃるトップが多い。
流行を追えと言っているのではありません。
時の流れ、今の時代の進化している手段・方法を取り入れよと申し上げます。
販売戦略 ― ネットを利用する
管理戦略 -― コンピューターを利用する
生産戦略 -― ロボットを活用する
どんな小さな会社でもこれらを利用・活用しないと利益は出ません。
販売については、セールスマン、営業拠点を増せば売上が上がるでしょうか?
私は営業セールスマンは もう 全員 要らないのではないか
と申し上げています。
販売戦略でネットを利用しようと申し上げていますが、
御社はホームページがあるか?
自社の取り扱い商品は ネットで顧客が見えますか?
電話注文やFAX注文以外にネットで発注できますか?
ましてや御用聞きの如く、訪問しないと受注できない
ということはないでしょうね?
自動車の販売は40年前までは自宅への訪問でした。
今は、すべて営業所で実物を見ての販売になっています。
お客様に足を運んで頂いているのです。
管理においても今や すべてコンピューター管理になっているはずです。
「手書きではありません!」
これは「ワープロを使っているだけでしょう!」
管理資料はすべてコンピューター化で、
システムとして、すべてが繋がる時代です。
受注、発注、売掛、在庫、動産、不動産、人事給与、
事務作業の人員は本当に激減しているはずです。
生産戦略もそうです。
人海戦術で作業する時代ではありません。
あらゆる作業がロボット化されています。
テレビで報じられる人の技術でやっているのは稀有です。
町工場でも精密機械があり、その作業している人は高齢者やおばちゃん達です。
高年齢の経営トップには古き価値観が残り、
新しい時代のやり方が理解できず、
変なノスタルジーで仕事を進めようとします。
「老兵は去るもの」 わかっていても自らは出来ないものなのでしょうか!
「時流即応」昔から言われている事なのですが、出来ないのです。
それは老兵がいつまでも残っているからです。
(井上和弘)
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