意外に知らない税務調査①
税務調査はイヤだな~と
思われている方はとても多いです。
なぜ、税務調査がイヤなのでしょうか?
・『脱税している』という色眼鏡で見られる
・上から目線で言われる
・何かあった場合に追加で高い税金を払わなければいけない
などなど、経営者によって、
税務調査を嫌がるポイントは違います。
出来れば来てほしくない、避けたいと思ってしまいます。
税務調査に入ります、という電話がくれば、
日程の変更をすることはできますが、
避けることはできません。
避けることができないのなら、
少しでも税務調査の苦手意識を払えるよう、
税務調査について知識をつけておく、という必要があります。
経営者の方々から、
『最近の税務調査は以前と比べて、緩くなったなぁ』
という声をお聞きすることがあります。
それもそのはずで、
税務署の調査官は、10年前に比べるとかなり若返っています。
団塊の世代が退職して、20代や30代の方が増えているようです。
税務調査も、結局は場数がものをいう部分があるため、
調査の経験や知識が不足している調査官は、
当然ながら、深い調査ができなくなっている、ということです。
昔は、経営者への質問を、色々な角度から行い、指摘のポイントを探る
というのが調査官の姿でしたが、
最近の調査官は、経営者への質問はそこそこに、
すぐさま帳簿書類の確認に入る場合が多いようです。
ご存知の方も多いですが、いまから5年ほど前に
税務調査をとりまく法律が変わりました。
この法律改正の目的は、
これまでの調査の在り方を変えて、
納税者の立場に立った調査にすることです。
しかし、そのことをご存じない経営者がまだまだ多くいらっしゃるのです。
(福岡雄吉郎)
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