中小企業でもできる、新技術活用術➂
➂受発注アプリでご用聞き営業を辞める
手元のスマホを見ると、さまざまな注文型アプリを
すでに使っていることを、再認識します。
アマゾン、ヨドバシ、スイカ、JAL、ゾゾタウン、トリバゴ、
などなど、
気が付けば日常的に企業のアプリで買い物をしています。
ならば、それを中小企業でもやればいいのです。
営業マンが得意先を訪問し、
ご用聞き営業をして販売している、
という中小企業がまだまだ多いのです。
しかし、その手の営業活動は結局、
効率が悪いし、行き先に偏りが出るし、諸経費もかかるし、
など、営業利益が残りにくいのです。
それに、人が営業活動をすること自体、
さまざまな不正やサボリが起こる要因となります。
グーグルやヤフーで、
“受発注 アプリ 制作”などと入力して検索すると、
アプリの製作会社がずらずらと並びます。
一時、ホームページの制作会社がどんどん生まれたように、
今はアプリの制作会社が次々に登場しているのです。
それらの制作会社にコンタクトをとり、
まずは話しを聞いてみればよいのです。
アイテムが多い、得意先が多い、少額な売上高が多い、
などということであれば、なおのこと、
アプリでの受発注が向いています。
買う側にしても、
ファックスをながすことや営業マンに連絡すること自体、
めんどうなのです。
大き過ぎるカタログも、邪魔になるだけです。
それでも、
「お客様と対面で営業活動することに意味がある。」
とおっしゃる方がまだまだいます。
確かに、それはそれで必要な時はあるでしょう。
しかし、単に販売活動ということで言えば、
対面である必要は、ないのです。
現実に、アマゾンにせよゾゾタウンにせよ、
対面などないのに、みな、あれだけ買っているのです。
アプリで受発注ができれば、
スマホにダウンロードしてもらい、
そこから発注してもらうだけです。
ほしいときに、すぐに発注してもらえます。
もちろん、IDやパスワードで管理します。
営業マンを配置して、
いままでどおりの販売活動をしていても、
今後も労務費はあがるし、利益が残りにくいのは、
目に見えているのです。
ならば、その一歩先を進んでほしいのです。
中小企業における受発注が、
大きくかわってくる時代に、差し掛かっているのです。
(古山喜章)
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