キャッシュを増やす③
使えるお金を、いかに増やすか?
はどの会社にとっても、共通のテーマです。
これをキャッシュフロー経営ともいいます。
キャッシュフローをよくするには、
『回収は早く、支払いは遅く』です。
近畿地方の製造卸売業である、
川海産業のケースです。
川海産業は、工場や建設現場で使う
資材を製造または仕入をして、納入しています。
川海産業は、年商60億円をこえ、
経常利益も毎期安定して3億円程度は計上しています。
業績は堅調そのものです。
ところが、貸借対照表をみてみると、
売掛金、受取手形が多いのです。
営業部長に尋ねます。
「得意先は、何社ありますか?」
「5000社くらいはありますね。
ただ、実際に活発に取引しているのは、限られますが。」
「売掛金のサイトが長い先はどこですか?
一度、得意先別のリストを見せて下さい。」
「えぇ、わかりました。
ただ、当社では、得意先別の回収サイトの一覧表みたいなものは、
作成していません。」
「なければ、システム上のデータを加工して作成しください。」
ということで、リストを作成してもらったところ、
サイトが長い得意先がたくさん出てきました。
製造業の場合は、感覚的に2カ月、
長くて3カ月と思っていましたが、
その倍の6カ月という得意先もチラホラ出てきたのです。
しかも、これが日本を代表するような大企業だということに
これまたびっくりしました。
「営業部長、この6カ月の得意先、これを短くしていきましょう。」
こういって、
「分かりました!やりましょう!」
という営業マンなど、誰もいません。
通常は、鈍い反応、反対、反論が返ってきます。
川海産業もご多分にもれず、だったのです。
(福岡雄吉郎)
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