年度決算が終われば 前期の反省を
3月期 決算の会社は税理士事務所より会計資料が届き、
一年間の業績が明確になっている事でしょう。
税金+全額を支払って,ハイ終わりにはなっていないでしょうね?
一年間の業績の分析を ぜひともをお願いいたします。
私の師匠は4つのパターンでどれだと考えて見よ! とよく言われました
①増収増益
②増収減益
③減収増益
④減収減益
皆さんの前期の業績がどうであったのか?
それでは今期 いかなる手を打つかである
①増収増益の会社
売り物である商品が良いのです。それは今の時流に乗っているからです。
しかし、すぐに真似する会社、真似した商品が表れます。
浮かれることなく業績、業界動向に注目し、より抜きん出て、
他社との差別化に努めることです。
市場の変化に注意を払い、ちょっとの差別化のための種まきを行う事です。
②増収減益
売上の伸びよりも経費増が原因なのです。
一時の経費増であればよいが、どこかの部門、どこかの市場で競争が厳しくなり、
変化が起きているのです。
利益率の出ている拠点、部署を明らかにして管理強化をしなければならない
過去の増益に胡坐をかいていないか、
詳細に会社内容、その原因をみつけ、早く手を打つべきです。
③減収増益
減収であるという事は売り上げが低下しているのです。
市場環境が悪くなっているのか、自社の主力商品が衰えているのか、
要因を探ることです。
管理力によってマイナス経費を下げ、縮小バランスをおこなっている意味では
立派であります。
伸びる市場・商品・伸ばせる人材を強化して増収増益体制にもってゆきましょう。
④減収減益
売上が低下しているのである。
急激に売上を回復させることは非常に難しいのです。
マイナス部門、マイナス投資、マイナス経費を思い切って、
勇気をもって、カットしていく、こんな時はいたずらに売上を増やす事よりも、
今ある売上を守ること、そして、基本的には縮小バランスの道に進むことです。
(井上和弘)
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