回収サイトを縮めましょう その1
世の中の流れとして、
特に大企業からの回収条件は、
こちらから言わなくても短くなる傾向にある、
とお伝えしました。
かといって、こちらが何も行動を起こさなくても、
得意先が勝手に、「支払サイトを短くします」と
言ってくれるかといったら、それは幻想というものです。
あくまで、世間的な流れとしては、そうなりつつある、
ということなのです。
では、どうすればよいか?ですが、
この流れを味方につけて、
回収サイトの長い得意先と交渉いただきたいのです。
交渉がうまくゆくかどうか、分かりません。
しかし、交渉してみなければ、縮まることはありません。
実際に私も交渉の場に同席してみて、
うまくいった先もあれば、うまくいかなかった先もあります。
「うまく行けばラッキー!」
くらいに思っておけばよいのです。
ここからは、とある会社で行った、
サイト短縮交渉の内容をご紹介します。
うまくいった事例、うまくいかなかった事例
どちらもご紹介します。
以前、このブログで、短縮交渉の記録をご紹介しています。
そちらも、併せてお読みいただくとよいと思います。
記事はこちらです。
今回ご紹介する会社は、製造業の会社です。
どの会社でも共通しているのですが、
この回収サイトの短縮への取り組みというのは、
頭では分かっていても、なかなか実行できるものではありません。
「回収サイト、短くするよう交渉します!」
と聞きはしますが、その後の状況は、
「まだ、ちょっと出来ていないんですよね。
やらなきゃいけませんよね~。」というケースが圧倒的に多いのです。
なぜでしょうか?
そう考える原因は、
①下手に交渉して売上がなくなることのほうが問題だ
(回収サイトよりも売上を上げることの方が優先だ)
②得意先との交渉は疲れる、面倒くさい
これは、現場の営業マンはもちろんですが、
経営者ご自身にも、そのような考え方があるのです。
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