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2019年8月27日 (火)

中小企業のデジタル化は遅れています 小売り・外食業 ⑥

世間ではAI、IoTの記事があふれています。

が、中小企業ではまだまだ、

それ以前のデジタル技術の活用が、遅れているのです。

 

小売・外食編⑥ 棚卸業務のシステム化

 

前回、棚卸表のデジタル化について書かせていただきました。

「棚卸表のデジタル化はもうできています。」

という会社は、さらに進めて、

棚卸業務のシステム化に取り組んでほしいのです。

 

紙の棚卸表に手書きで数字を書き、経理の者が入力する、

という超アナログからは脱したものの、

そこで進化は止まっている、という中小企業も多いのです。

確かに棚卸表のデジタル化までなら、

社内の者で少しパソコンを使いこなせる社員がいれば、

できてしまいます。

 

しかし、

システム化して受発注のデータと連動させる、

となると、社内の者だけでそのシステムを構築するのは、

ほぼムリです。

つまり、外部に依頼し、お金をかけなければ進みません。

ここで止まるのです。

 

「そこにお金をかけても売上に貢献しないでしょ。」

システム投資をするより、

売上高に直結することにお金を使いたい、

という経営者が、今もおられるのです。

いわゆる「売上至上主義」の方々です。

 

そもそもそのような経営者の場合、

棚卸業務はサービス残業の一環、

のように捉えている方がおられます。

それなりに手間がかかっていようが、

サービス残業ですから、

もともとコストがかかっていないのです。

そこにお金をかけてシステム化など、

もったいない、と考えてしまうのです。

 

しかし、今はそのような考え方は危険です。

サービス残業で労務問題が起こり、

世間にさらされ、信頼をとりもどすことのほうが、

よっぽどコストがかかります。

 

棚卸業務は、ハンディターミナルやタブレットを使い、

その場で数字入力すれば、財務担当も共有でき、

受発注データにも反映される、そのような時代です。

ユニクロの店舗ではICタグ管理で、

数量を数える必要もなくなってきています。

 

「どこに相談して進めればよいかわかりません。」

という経営者も多いです。

しかしそのような会社でも、

「受発注はシステム化できています。」

というケースが多いです。

ならばまずは、

その受発注システムを構築した業者に相談することです。

受発注と棚卸は一体です。

同じシステム会社で提案や紹介くらいはできるはずです。

 

棚卸業務をコストの一部と認識し、

そのコストを下げる方策に、取り組んでほしいのです。

 

(古山喜章)

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