オンワード百貨店、SC出店600店舗閉鎖
洋服のアパレルの名門 オンワードが百貨店を中心に3000店を展開していた。
だが、20%に当たる600店を閉鎖すると発表しています。
百貨店の出店で成長してきたオンワードだが、
戦略変更で 百貨店チャネルは若者の顧客が離れ、高齢化という問題を抱えて、戦略的変更を余儀なくされています
はっきりとオンワードも電子商取引事業への展開を進め、
直営サイト「オンワードクローゼット」を伸ばしており、来期2月頃には500億円に、
数年後には売上の50%を電子商取引に伸ばす方針を言っています。
市場に大変化が発生しています。
この見えずらい市場に対して大きく挑戦することは言うは易くで、実行となると難しい。
オンワードは252億円の特別損失を計上すると発表しています。
私の予想だが経常利益は55億円の黒字計上、税前利益は特損の200億を出し、
法人税はゼロ。今後4年間、毎期50億円の経常利益を出せば、キャッシュフローは200億円に出てきます。
この英断素晴らしい。
世の中、知らず知らずのうちに大きな流れの変化が発生しています。
かって、日本一の「本」の販売高が日本一の会社はどこでしたか?の質問がありました。
答えは「セブンイレブンです」
コンビニの店舗づくりで外から見えて、
コンビニ店舗を見ると本の売り場がずらーと見えていたのです。
夜間の防犯のためにも 客がタグ読みにしてでも良かったのです。
今日は どうでしょうか?
今や 本が売れずに棚は小さくなっており、
タダ読みできないようセロハンテープが貼ってあります。
若者は、本は本屋で買わず、ネットで買う。
いやスマホでタダで読む時代になって、本が売れなくなっているのです。
本を書く私にも影響が出ているのです。
対策を考えねばならない私として申し上げることは
・自らもネットで売ることに足を踏む入れる
・ネットでは購入できない,できずらい商品を売るか
この2つしかありません。
大衆品を商いしている方は対策を考えていますか?
(井上和弘)
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