「多くしても」? 其の2
「多くしても」つくづく思います。
経営者のお手伝いしていても「多くしても」儲からないと!
なぜ こんな無駄な苦労をするのでしょうか?
- 売りを多くしても 利益です
- 人多くしても 儲からず
- 借金多くしても 金 たらず
- 商品多くしても 売れず
- 土地多くしても 含みあらず
- 売掛金多くしても 回収できず
1.商品を多くしても
豊富感があれば売れると思っている不勉強社長、顧客は自分の好み、自分の価値観を持っており、
古臭いもの、まずいもの 性能の悪いものはいくら揃えても買いはしないのです。
商品回転率を上げた新鮮な商品を揃えるには、
IT機器、IT手法を利用せずしては今や 不可能な時代です
2.土地多くしても
含み損ばかりの時代、デフレ時代のこの25年間でほとんどの土地は含み損を抱えています。
時価の安い価格で子会社に売却すれば返って、含み益が出る時代にオフバランスを実行しないでいる。
だって、土地は銀行の担保に入っているので、そんなことは不可能ですと反論する時代遅れの経営者がいます。
今時 土地担保は要りません!
3.売掛金が多いのに すぐに現金にならないといって帰ってくる。
馬鹿なセールスマンは回収がわかっていない。相手の言いなりの条件で売れた! といって帰ってくる
手形は今や古い遺物、ネット30日で回収すること
売掛金が多くなればなるほど資金繰りが悪化します。トラブルが発生します。現金主義が一番 いいのです。
馬鹿なセールスマンは回収がわかっていない。相手の言いなりの条件で売れた!
(井上和弘)
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