あけましておめでとうございます。
2019年、平成から令和へと元号が変わりました。
経済界においては、金融・アパレル・小売りなど、昭和から平成時代にトップを走り稼いだ企業が、規模縮小や撤退を余儀なくされる事例が相次ぎました。インターネットやAIなど、新技術を駆使する企業に主役の座を奪われてゆきました。
管理部門を担うホワイトカラー人材の必要性は薄れ、工場勤務のブルーカラー人材はロボットへと移り変わり始めました。これまでの組織と方法論では、令和の時代を乗り切ることができないことを、予見できた一年でした。
昨年度、わがICOにおいては、3月「社長!カネ回りをよくしたければ、銀行の言いなりはやめなさい!」(著:古山喜章)、11月「儲かる組織に作り変えなさい」(著:井上和弘)と、2冊の書籍を発刊させていただきました。
また、近年高まるM&A、事業再編、相続対策等を専業とする、㈱ビジテック・キャピタルを12月にスタートさせていただきました。
中小企業の経営ニーズに応えるべく、邁進させていただきました。
2020年は景気転換の起点となる、東京オリンピックが控えています。人出不足・労務コスト高はますます高まります。今までよりも小さな組織で稼ぐ体制を整えるべく、中小企業も大転換を迫られる一年となることでしょう。そのためには、かつての成功体験に頼らず、業界の古き慣習に倣わず、設備投資や新技術導入を優先し、顧客の真の声に応えて稼ぐ組織づくりに、取り組んでほしいのです。
これからの一年、ICOグループでは、次の3点に注力いたします。
1.M&Aを含む事業承継、相続問題への対策
2.設備投資等、減価償却費を活用したキャッシュフロー改善対策
3.デジタル・IT技術を活用した、少人数・少コスト経営対策
ICOグループは、今年度もますます精進させていただきます。
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