中小企業のデジタル化は遅れています 管理部門業務⑥
世間ではAI、IoTの記事があふれています。
が、中小企業ではまだまだ、
それ以前のデジタル技術の活用が、遅れているのです。
管理部門業務⑥ ユーチューバーを確保しなさい
小学生の憧れの職業上位に、
「ユーチューバー」が入る時代になりました。
大阪や東京の繁華街でも、
動画配信の撮影をしているであろう人物を、
みかける機会が増えてきました。
「今から、〇〇百貨店の食品売り場へ行ってみたいと思います!」
などと、自撮りをしながらしゃべっている人を、
普通に見かける時代になってきました。
その方々は、いってみれば、デジタル人材です。
視聴者にささりやすい動画をつくり、検索されやすい仕掛けを日々、
苦でもなく、研究し発信しているのです。
ならば、
そういう人物を採用するのか、フリーランス契約するのかして
中小企業も取り入れればよいのです。
で、自社の商品を紹介する、自社の店舗・工場を紹介する、
自社のオフィスを紹介する、といった動画を作成させ、
応募者向けの採用ホームページなどに、
掲載すればよいのです。
外注するより早く、安く、できるはずです。
ユーチューバーといえど、皆さんそれだけで食えている
わけではありません。
多くは本業の傍ら、趣味の延長でされているのです。
動画作成&配信で報酬が得られるなら、
喜ぶ自称ユーチューバーは、ゴロゴロいるはずなのです。
実際、「ユーチューバー募集」という採用記事を、
見かけるようになってきました。
ただ、今はまだ、動画の企画・作成のような会社が多いです。
ごく普通の中小企業では、まだまだ未知の採用人材です。
20年ほど前、採用条件に、
「エクセル、ワードできる方」という項目が急増しました。
同様に、
「動画作成・配信している方」「ユーチューバーの方」
という項目が標準になる、そんな時代が来るはずです。
新たな価値を提供するホワイトカラー人材が、
中小企業にも必要なはずです。
社内にそのような人材がいればよいですが、
多くの中小企業で、デジタル人材は不足しているのです。
ならば、できる人材を使えばいいだけです。
既存の採用基準にとらわれることなく、
柔軟な発想で、必要な新人材を採用してほしいのです。
今や子供たちの、あこがれの職業なのですから。
(古山喜章)
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