中小企業のデジタル化は遅れています メーカー、製造業 ⑪
世間ではAI、IoTの記事があふれています。
が、中小企業ではまだまだ、
それ以前のデジタル技術の活用が、遅れているのです。
メーカー、製造業⑪ 制服・ユニフォームのデジタル管理
私自身、工場で勤務していたころに悩まされたのが、
ユニフォームの管理です。
新入社員やパートが入社するたび、手配が必要になります。
当然、事前のサイズ確認が必要になります。
工場内での靴も最初の一足は支給していたので、
そのサイズ確認も必要でした。
どの部署で働くかにより、汚れ具合も異なるので、
配属に応じて準備するユニフォームの枚数も変わります。
で、業者に手配し、
ユニフォーム代&クリーニング代で、レンタルします。
しかし、そのように手配をしても、
「サイズが違う」
「3枚あるはずなのに、2枚しかない」
「2枚でいいのに、3枚もある」
「どこにいったかわからない」
「誰かにとられた」
等々、とかくユニフォームのトラブル対応に追われる、
ということが多かったのです。
バイトが増える繁忙期になれば、ますます追われていました。
今思えば、それはやはり、アナログ管理だったのです。
その後、バーコード管理になりました。
少なくとも、枚数の確認や所在の確認は、簡単になったのです。
それだけでも、かつてとは大違いです。
今は、バーコードやQRコード、ICタグを活用して、
インターネットで、発注、所在や枚数確認、名前の変更など、
ユニフォームに関わる煩わしいことを、
すぐにできるようになりました。
もちろん、人員数が減ればその分、この煩わしさも減ります。
が、ユニフォームの管理業務はまだしばらく、存在するはずです。
ならば、手間をかけずに管理できるようにしてほしいのです。
既存のユニフォーム業者に聞くなり、
インターネットで調べるなりすれば、いろいろ出てきます。
“ユニフォーム 管理”と検索すれば、
さまざまな仕組みで取り組む業者を閲覧できるのです。
現状、手間のかかるユニフォーム管理をされているなら、
一度試しに閲覧し、管理方法の改善を検討してほしいのです。
(古山喜章)
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