コロナ融資をチャンスに変える
コロナショックで、
資金繰りが苦しくなる中小企業が続出すると言われています。
いわばピンチなわけですが、
意外にも国からの資金援助の情報を
ご存じない方も多くいらっしゃいます。
日本政策金融公庫が、
コロナショック対応融資として、
特別に融資枠を設けました。
聞いてみると、主な内容は
・中小企業は最大3億円まで
・運転資金は15年以内、設備資金は20年以内
・元本据え置き期間は、最大5年まで
・利息は、当初3年間は、0%(無利子)
・4年目以降は、1.11%
・無担保
中小企業に当てはまるかどうかは、
※正確に言うと、利息は当初3年間は0.21%ですが、
利子補給があるため、実質無利子です。
この融資を受けられる要件は、
最近1ヵ月の売上が、前期または前々期と比較して、▲5%
利子補給が受けられる要件は、
融資を受ける最近1ヵ月の売上が、▲20%の会社です。
中小企業のなかには、これを逆手に取ることもあります。
今借りている銀行金利が高ければ、
この制度融資を利用して、しばらくしてから、
高い金利の融資を返してしまうのです。
ピンチはチャンス、なのです。
(福岡雄吉郎)
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