資金が足りるか、心配です②
コロナショックで、業績が低下してくると、
経営者として、一気に不安になってきます。
前回ご説明した資金繰り表を使って、
どのように資金予測を立てるか、考えてみます。
話をややこしくしても分かりにくいので、
次のような会社を考えます。
下をクリックしてください。
・現金商売(当月売上=当月入金)
・原価率(原材料仕入)は40%
・人件費は、毎月30発生
・その他経費は、毎月20発生
ということで、毎月10ずつ利益が生まれます。
すべて現金回収、現金支払いなので、
毎月10ずつキャッシュが生まれます。
一方で、借入金の返済が、毎月「5」あります。
なので、毎月の現金増加額は、
10-5=5だけ増えていきます。
4月の月初現金残高は100、
来年3月末の現金残高は、160となっています。
60増えているわけですが、
これは、毎月5ずつ現金が増えて、
12ヶ月分だからです。
この会社が、今回のコロナショックで売上を落とすと、
どうなるのか?次回考えます。
(福岡雄吉郎)
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