だから言ったじゃないの! 其の3
安全性の指標 自己資本比率を高めよ
キャッシュリッチな会社を作れ
3、銀行からは 出来るだけ多くの金の借り入れをしなさい!(?)
無借金会社は、いざという時 借金できない!(?)
このようなバカなことを本にまで出して
あほなことを申しているエセ経営コンサルタントがいましたね。税理士がいましたね!
今 どうしているのでしょうか?
信じて金を借りた会社は、その現金を何も使わず置いているのでしょうか?
その返済は 毎月ありますよね? 金利だけ支払っているのでしょうか?
つついっぱい借金していると 新たな借金はできなくなりますし、
その借金総額は年商と比べてみてください。
借りたときの借入金総額は、年収と比べてもバランスしていたのです。
ところが今回のコロナのように年収が落ちてしまうと、
年収イコール借入金になってしまい、借金が返済できなくなります。倒産です。
私の顧問先に Aエンジニア産業という無借金会社があります。
今回 コロナ騒ぎでも先日も メガバンクのM銀行の方が会社に訪ねてこられて、
関連会社2社含めて3社に対して 各社に2億円、3社で6億円の枠の提案を持ってこられました。
無借金でも会社の内情は よくご存知なのです。
レバレッジ経営なる最新の経営理論を口にしていた
アメリカ発のハゲタカ一族の人種が幅を利かせていましたね。ファンドマネージャーなる人種です。
彼らは「今こそ 金利がゼロに近づき、この条件だけ借りるだけ借りて、投資に回せばよい」
との考えで、リート、国債、株式、くずボンドなどに投資をした輩です。
(井上和弘)
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