サイト内検索
ココログ最強検索 by 暴想
フォト

ICO新刊発売のお知らせ!

福岡雄吉郎の「賢い節税2024」セミナーのお知らせ

  • 福岡雄吉郎「賢い節税2024」セミナーのお知らせ
    2024年2月20日(火)大阪、2月22日(木)東京(オンライン受講あり)にて。10時30分~16時00分。2024年の税制改正を踏まえての大好評の「賢い節税」セミナーです。 申込の詳細は追ってお知らせいたします。

井上和弘「経営革新全集」10巻完結記念講演会 CD発売!

  • 井上和弘「経営革新全集」10巻完結記念講演会 CD発売!
    2023年7月に開催され大好評を得た、井上和弘の記念講演セミナーを完全収録!全集のエッセンスを凝縮してお届けします! 移動中などにお聞きいただき、学びを深めてください。 動画でも視聴できるよう、購入者専用アクセスコードも入っております。

後継社長塾 修了生の声

経営経典・今日一日の額縁申込み受け付けます

  • 「井上教経営経典・今日一日」の額縁申込みを受け付けます
    価格20,000円(送料込み) ※色は黒色のみ。 商品の発送は、10月下旬になります。 お申込みは、下記メールアドレスまで。 ico@pearl.ocn.ne.jp

« 急に銀行が来るようになりました! | トップページ | 小口現金やめたら経費が減りました。 »

2020年6月29日 (月)

「大赤字の発生」 大歓迎!

井上式経営法は、赤字大賛成です。

私の著書 『儲かる会社を作るには 赤字決算にしなさい』 

一冊の本にして出版しており、2万部近く売上げて、好評を博しております。

これを読んでいただければ真意が伝わると存じます。

 

「お金を多く獲得するために売上や利益を考えるよりも、

稼いで手に入れたお金の流出をいかに少なくするのか、

どうすればいいのかを考えた方がよい」 と言うのが私の考えです。

 

一番リターンのない出金である売上の1%~3%になる納税金を少なくすればいいのです。

そのためには、経常利益が出たならば そこから特別損出になるものを調べだして、

税前利益を赤字にすれば法人税はゼロですし、

経常利益高をはるかに凌ぐ赤字が出ても、

繰り延べ損出として10年間は繰越欠損として延ばすことができます。

 

いかなる会社にも不良資産が存在するのです。

売掛金未回収金、不良原材料、仕掛品、製品、商品、不良短期・長期貸付金、不良遊休土地、評価損含みの土地・建物・機械設備、不良投資、有価証券・・・・常に価値が落ちているものがあるのです。

 

このコロナ禍では一体 日本中いくらの赤字が出ているのでしょうか?

 

従業員の休業補償、受注売り上げのキャンセル、原材料廃棄、コロナ関係で発生した損失はすべて別経費として記録し、それらは特別損出として計上すればいいのです。

 

いつも申し上げるように銀行は、営業利益を見ますし、世間は経常利益を重視します。

しかし、今回の様にコロナ禍で大損害を受ける業種には 「皆で渡れば怖くない」で 一年のみの赤字であれば どうってことはありません。

この影響で、2年も3年も赤字が長引くことは決して良くありません。

 

こんなことがありました。

 

不渡りをくらった建設業界の会社が、私は「赤字を出しなさい」と申し上げているにも関わらず、

国の「経営審査」があり、ランクが下がるので、赤字であるのに黒字であるように粉飾決算をしたのです。

 

皆さん 考えてみて下さい。黒字であれば法人税を当然支払わねばなりません。

銀行に説明して納税資金を借金もできず、街金で借りる羽目になってしまったのです。

赤字にすれば前年の税金は返ってきます。不渡りの損は特別損失です。

営業利益は黒字です。こんなことを私が説明してもお判りにならないことがあるのです。

コロナ禍、びっくりするほど金融は 緩んでいます。

どうか、思い切ってこのドサクサに赤字を出してください。

 

赤字の会社には 税務調査は入ってこない確率が高いのです。

(井上和弘)

« 急に銀行が来るようになりました! | トップページ | 小口現金やめたら経費が減りました。 »

経営」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 急に銀行が来るようになりました! | トップページ | 小口現金やめたら経費が減りました。 »

おすすめブログ

2023年11月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    

最近のトラックバック

2022年 ご挨拶動画

  • 2022年 ご挨拶動画
    アイシーオーメンバーより皆様へ、新年ご挨拶とともに、2022年に進めてほしいことを、お伝えします。