【自己資本を考える7】短期借入金は 絶対に減らせます
なぜ 短期借入金が発生するかを真剣に考えた方がいいのでしょうが、
ダメな会社はそれを考えません。要因・原因を潰そうとしないのです。
短期借入金は 運転資金と称します。
経営をやっていく時に 仕入れが発生します。
仕入れは現金でなくても待ってくれます。買掛金でいけます。
仕入れ在庫商品を売れば、売掛金となり、現金ではないので、現金化まで日にちがかかります。
仕入した在庫商品が売れ残る、売れもしないのに多めに仕入れる、
売掛金も仕入れ期日と同じく 月末締めきり翌日末回収であればいいのです。
しつけの悪い営業担当者は 回収日を言わない。約束を取らない。
売れる自信もない多くの在庫を要求しすぎるのです。
「杜撰」なのです。
仕入れ行為において「寿司や」や鮮魚を得意とする「スーパー」で
在庫棚卸は毎日あり、古い売り物は早く現金化しようと努力します。
支払いと回収の日の差、「早く回収して 遅く支払う」
この逆の「遅く回収して 早く支払う」では 運転資金に差が生じます。
「我が業界では それは無理です!」 という声が よく聞かれます。
「それは嘘です」
一度も回収先と交渉したことがない経営者が発する言葉です。
上場会社や優良会社は 今や 『支払手形』 などは発行しなくなっています。
時代は変化しているのです。
なぜなら、支払いを遅くすれば 右側の未払金、買掛金、支払手形などが増えて、
自己資本比率が悪くなるのです。上場会社は経営指標に敏感なのです。
支払手形などは 国際的にも存在しませんよ!
印鑑と同じです。今に無くなってしまうものです。
短期借入金は 銀行も支店長決済できるので いともたやすく勧めてきます。
金融事情が変わり、資金不足になれば 貸しはがし、
貸し渋りが発生し、融資がすぐに閉じられるのです。
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