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2020年10月27日 (火)

マサカの坂に備える経営対策 5話連続シリーズ

「借入金が返せなくなったら、どうなるのか?」②

 

事業をやめて5年で、20億円の借入金が2千万円になった、

という三船社長(仮名)にお会いし、

いろいろ、ここに至る経緯のお話しを伺いました。

 

「事業をやめられた時の借入金額はどのくらいだったんですか?」

「21億円に近いくらいでしたね…。」

銀行別の内訳をお聴きすると、

メガバンクと地方銀行の市中銀行が約10億円。

残りの約11億円は政府系銀行です。

 

「メガバンクと地方銀行といっても、

 中心は地方銀行ですよね。」

「そうです。

 メガバンクはそこまで行くまでに、

 『もうこれ以上は貸せません』となって、

 残高がいくらも残っていない状況だったので。

 その動きはやっぱり、早かったですね。」

「確か、緑のメガバンクでしたよね?」

「そうです。よく覚えてますね。」

 

借入金が過剰になってゆき、

返済能力に黄色信号、赤信号がちらつき始めると、

メガバンクはまず、折り返しの転がし融資を拒み始めます。

逆に言えば、

メガバンクがそのようなことを言い出すのなら、

格付(スコアリング)で言えば、10ランクのうち、

下から2番目「実質破綻先」レベルと評価されている、

ということです。

 

地方銀行はその時点ではまだ、

1ランクのゲタを履かせて、

下から3番目「破綻懸念先」レベルの評価とし、

融資を継続しているような様子なのです。

結局、地方銀行のほうが融資先に困り、

金利も思うように稼げません。

それならば、

“貸せるなら、泣くまで貸そうホトトギス”

といった心境に、地銀マンは陥るのです。

 

それに、資金繰りに困っている会社は、

資金需要もあれば、金利の交渉など仕掛けてきません。

銀行の思惑どおりの金利条件で通るのです。

なぜなら、資金繰りに行き詰まっている社長は、

「貸してもらえるだけでありがたい!」

という状況に陥っており、交渉する気など、さらさらないのです。

利ザヤ稼ぎに苦しむ地方銀行には、ありがたい話しです。

泥船とわかっていても、ギリギリまで乗り続けたいのです。

 

「最後の時点で、メガバンクと地方銀行で、

 全部で何行あったんですか?」

「8行です。

 あとは政府系1行で、全部で9行ですね。」

「地方銀行も、他府県の銀行が多かったですよね。」

「10億円の半分強が、他府県の地方銀行です。

 よほど他に貸すところがなかったのか、

 最後までよく粘って貸してくれました。」

 

「で、最後はどうなったんですか?」

「メガバンクと地方銀行の残債は、サービサーに売られました。」

銀行間で協議を諮り、全行一致で、

不良債権処理を行うこととなり、

有無を言わさず、サービサーへと流れていったのです。

(続く…)

 

(古山喜章)

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