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2020年10月20日 (火)

脱・資本金主義②

先日のブログでご紹介した資本金の話ですが、

改めて資本金なるものについて、考えてみたいと思います。

 

昨日ご紹介した資本金1億円以下の上場会社ですが、

調べると約150社もありました。

意外に多い、という印象です。

 

さて、資本金を減らすことについて、

なんだかとても後ろ向きにお考えの方がいらっしゃいます。

それは、勘違いであることをハッキリ申し上げておきます。

 

なぜ、資本金を減らすことに後ろめたさを感じるのか?

大きく2つの理由があると思います。

 

①信用が失われるのではないか?

②株主に不利益を与えるのではないか?

 

このように思っていらっしゃる方がいます。

それぞれ考えてみます。

 

①信用

銀行や帝国データなどの格付機関では、

自己資本比率を重視します。

自己資本比率が高ければ高いほど、

「信用力あり」と判断するわけです。

 

この自己資本ですが、資本金ではありません。

資本金+剰余金 が自己資本となるのです。

 

通常、減資を行うと、

資本金が減る一方で、剰余金(この場合、資本剰余金)が増えます。

つまり、減資を行っても、自己資本の金額は変わらないのです。

 

②株主に不利益

「減資をすると、株価が下がる。

だから、減資をすると株主に何を言われるかわからない」

と勘違いしている方がいます。

 

結論、減資をしても株価は下がりません。

なぜなら、先ほど見たように、自己資本の金額が変わらないからです。

 

減資は後ろ向きなものである、

というのは、なんとなくのイメージなのです。

 

明日は、上場会社の減資の事例をご紹介します。

 

 

(福岡雄吉郎)

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