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« マサカの坂に備える経営対策 5話連続シリーズ | トップページ | 株式は怖い② »

2020年11月 2日 (月)

株式は怖い①

オーナー企業の事業承継にとって大切なことは、

議決権を後継者に集中させることです。

 

ほとんどの会社は、

普通株式を発行しています。

普通株式というのは、

1株について1個の議決権を持つ株式です。

 

つまり、議決権を後継者に集中させることは、

株式を後継者に集中させることと、

同じ意味なのです。

 

ところが、毎年利益を稼いでいる会社は、

株式の値段がどんどん高くなります。

すると、株式を移動させようにも、

たくさんのお金が必要になってしまうのです。

 

議決権は、最低でも後継者が51%は

握れるようにしなければなりません

 

51%というのは、全体の過半数のことで、

株主総会の普通決議を単独で可決できる権利です。

役員の選任、解任、役員報酬の決定、

退職金の支給などが主な権利です。

 

理想的には、67%以上の議決権を握れるように

していただきたいです。

 

67%以上というのは、2/3以上ということで、

株主総会の特別決議を単独で可決できます。

 

定款変更、合併など、

組織の一大事に関することを決定できる権利です。

 

しかし、現実に儲かっている会社は、

この株数を後継者に持たせるのに一苦労します。

 

そこで、種類株式が登場するのです。

 

(福岡雄吉郎)

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