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2020年12月25日 (金)

2020年 銀行関連の動き②

今年度、中小企業に関わる銀行関連の動きを

とりまとめてゆきます。

 

②コロナ融資で過去最高の融資残高

 

2020年3月以降、いわゆるコロナ融資が

政府系銀行で始まりました。

3年無利子、返済は5年据え置き、というものです。

政府系だけでは対応が間に合わず、

5月からは民間銀行も窓口となりました。

 

「先行きが不安なので、一応借りておきました。」

5月~6月ころ、経営者のこのような声をよく聞きました。

コロナ融資は、保証協会の保証が100%です。

銀行にすれば、リスクなしで貸せる、ということから、

事業に影響を受けていない会社にまで、

「手元資金が多いと安心ですよ。」

と誘い文句をうたい、融資額を伸ばしました。

3月~7月のコロナ融資総額は40兆円です。

その結果、銀行は過去最高の融資残高になったのです

 

慎重な会社は、安易にコロナ融資を借りることなく、

当座貸越枠を新たに作ったりして、

いつでも資金調達できるようにだけ、手配を済ませました。

銀行には頼らず、

生命保険を解約して急場をしのいだ会社もありました。

“キャッシュ・イズ・キング”という言葉が囁かれ、

多くの会社がお金で苦しみ続ける一年となりました。

 

安心のために借りました、という会社は、

その借りたお金を決算期にまで残さず、

銀行へ返済してほしいのです。

決算書にムダな負債を残さず、健全無垢な財務状況と

しておくのです。

 

いずれ、本当に借りなければいけない時に、

銀行がすぐにでも貸したくなる決算書にしておくのです。

不安があるなら、先ほど述べたように、

銀行に交渉して、当座貸越枠を作ればよいのです。

「それってどんなものですか?」

と聞かれることがあります。

特に、これまで融資にあまり縁がなかった会社ほど、

ご存じでないことが多いです。

 

マサカの坂は、いつ来るかわからないのです。

そのときに今回のような、

政府があとおしする融資があるとは限りません。

危機を耐える力への、備えをしておいてほしいのです。

 

(古山喜章)

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