即時償却C型の実務④
即時償却には2つのステップがあります。
第1ステップは、A型、B型、C型で、
それぞれ手続が違います。
A型なら、工業会の証明書をもらう
B型なら、投資計画をつくって、経産局の承認をもらう
C型なら、投資がデジタル化に貢献することを作文して、経産局の承認をもらう
これらの手続が必要でした。
さて、めでたくこの証明書/承認が得られたとして、
実務的にはもう1ステップあります。
それは、中小企業経営力向上計画を申請して、
承認をもらう必要がある、ということです。
ひな型はこちらをクリックください。
ダウンロード - 03_shinseisyo_kinyuyou1.docx
これは、自社がどの業種であるかによって、
承認をもらう先が変わってきます。
ですが、これも審査は形式的で、作文をすれば通ります。
このときに満たさなければいけない主な条件は、
労働生産性が改善するかどうか(1%以上)、ということです。
こういうとなんだか難しそうな印象ですが、
審査する担当者がチェックするのは、
あくまで書類が形式的に整っているか、
計算式はあっているか
書類同士の整合性がとれているか、
などで、本質的なところまで踏み込んではこれません。
ぜひとも上手に作文して、即時償却を進めてください。
(福岡雄吉郎)
« 即時償却C型の実務③ | トップページ | 社会保険料の労務コストを減らしなさい① »
「節税対策&決算対策」カテゴリの記事
- 行き当たりばったり経営その2③(2021.02.26)
- 行き当たりばったり経営その2②(2021.02.25)
- 行き当たりばったり経営その2①(2021.02.24)
- 行き当たりばったり経営④(2021.02.12)
- 行き当たりばったり経営③(2021.02.10)
コメント