即時償却C型の実務②
即時償却のC型対象設備は、次のいずれかを実現するものでした。
①遠隔操作
②可視化
③自動制御化
もう少し詳しくご説明すると・・・
①遠隔操作
1)デジタル技術を用いて、遠隔操作をすること
2)以下のいずれかを目的とすること
A)事業を非対面で行うことができるようにすること
B)事業に従事する者が、通常行っている業務を、通常出勤している場所以外の場所で行う ことができるようにすること
②可視化
1)データの集約・分析を、デジタル技術を用いて行うこと
2)1)のデータが、現在行っている事業や事業プロセスに関係するものであること
3)1)により事業プロセスに関する最新の状況を把握し経営資源等の最適化※を行うことが できるようにすること
③自動制御化
1)デジタル技術を用いて、状況に応じて自動的に指令を行うことができるようにすること
2)1)の指令が、現在行っている事業プロセスに関する経営資源等を最適化するためのもの であること
※「経営資源等の最適化」とは、「設備、技術、個人の有する知識及び技能等を含む事業活動に活用 される資源等の最適な配分等」をいいます。
この①~③に該当する投資であれば、
所定の用紙に投資内容を記入し、
これを経済産業局に提出します。
用紙は下記をクリックください↓
ダウンロード - 200522ckakuninshinsei1besshi.xlsx
肝はこの書類です。
もちろん、他にも書類はあるのですが、
これを見ていただくと、B型のような壮大な投資計画を作る必要はない、
ということが分かります。
明日は、実際の具体例でご説明します。
(福岡雄吉郎)
(福岡雄吉郎)
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