2021年に改めてほしいこと②
継続するコロナ禍のなか、
この2021年にぜひとも改めてほしいことを、
年初に書かせていただきます。
②会議はペーパーレスにする
会議の資料そのものは、
エクセルやワード、パワーポイントなど、
デジタルで作成しているはずです。
ならば、その資料を各自がノートパソコンや
タブレットで見れるようにすれば、
紙で印刷する、という煩わしい作業は無くなります。
「いやぁ、そうはいってもうちの社長(会長)は厳しいです。」
という声もあろうかと思います。
その1部は紙で印刷するにしても、
他の者は、デジタル対応で可能なはずです。
1人の紙対応のために、全員がそれに合わせる必要はありません。
私が参加している経営会議でも、デジタル対応が増えてきました。
近畿のある会社では、会議室が密にならないよう、
参加者が会議室と事務所内に分散して、
リモートを活用した形で会議を行っています。
資料は、クラウド上に各自が保存します。
数名で作成必要な資料は、
数名で書き込み可能な形で保存し、会議時には最新版を閲覧します。
何か関連情報を確認する際は、
インターネットでその場で検索し、画面共有で全員閲覧します。
で、会長の資料のみ、紙で準備しています。
会議の資料を紙で準備していると、
追加の資料があったり、修正があったり、
部数が変わったり、まあ何かと手間がかかるのです。
なかには、提出期限を守らない経営幹部もいて、
何度もやんわりと催促することになります。
資料準備をした者にしかわからない、手間と苦労があるのです。
しかし、この手間や苦労も、何のリターンもありません。
単なるコストなのです。
今や、そんな手間をかける必要のない環境は整っています。
リモート対応も取り入れておられるはずです。
新たなデジタル環境を存分に活用するかしないかで、
かかるコストが変わってくるのです。
余計なコストを削り、営業利益を少しでも増やしたい。
多くの経営者はそう思っているはずです。
ならば、まずは自社の会議の在り方を見直し、
ペーパーレス化を進めてほしいのです。
(古山喜章)
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