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2021年3月25日 (木)

M&Aで会社を売る③

ここ最近、M&Aで会社を売りたい、

という相談を受けています。

 

経営者には、M&Aのほか、

廃業という選択肢もあります。

M&A,廃業と一口にいっても、色々なパターンがあります。

 

M&A

M&Aを考える場合、

大手企業の傘下に入るのか、

中小企業(オーナー企業)の傘下に入るのか、

メリット、デメリットはあるでしょうが、

単に売却する、ということだけ考えれば、

オーナー企業のほうが早く決まるでしょう。

 

大手企業(上場企業)の場合は、まず、

意思決定に時間がかかります。

次に、買収のための手続がガチガチになりやすいです。

 

例えば、買収監査を受けるにしても、

株価をいくらにするか、という会計・財務の監査はもちろん、

法令違反などしていないか、という法務面の監査もあるでしょう。

 

特に、上場会社だと、コンプライアンス(法令順守)が

徹底されます。

オーナー企業だと、オーナー自身が法律になっていて、

コンプライアンスに対する姿勢が、

上場会社よりは緩くなりがちです。

なので、この辺りはネックになります。

 

また、上場会社に話をもってゆくと、

事業の採算等がシビアに見極められ、

この事業はいるけど、こっちの事業はいらない、

というように、うまみのある事業だけを事業譲渡する、

という話が出てきます。

 

一般的に、事業譲渡は、株式譲渡よりも、

手続が複雑になりがちで、こういった面からも、

オーナーの鶴の一声で話が決まるオーナー企業のほうが、

売手にとってはメリットが大きいと考えています。

 

(福岡雄吉郎)

 

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