資本金1,000万円時代
コロナ禍で、資本金を減らす会社が、
続々と出ています。
特にコロナの影響をもろに受けている外食産業で、
資本金を減らす会社が続出しています。
新聞に出てくる会社は、
上場会社が多く、
そのほとんどは、資本金を1億円にしている、
というものでしたね。
ご存じのとおり、資本金1億円以下となると、
税務上は、中小企業となり、
優遇税制がたくさん受けられます。
つい先日は、はとバスが資本金を1億円にしていました。
日経新聞から抜粋
はとバス(東京・大田)は6月30日付で、資本金を3億5000万円減らし、
1億円にすることを決めた。減額分は剰余金に組み替える。
新型コロナウイルスの感染拡大や緊急事態宣言発出で、
全てのツアーを休止するなど厳しい事業環境が続く。
資本金を減らして税負担を軽くし、手元資金を確保する狙いがあるとみられる。
24日に開いた株主総会で決議した。
資本金が1億円以下の企業は税制上、中小企業と区分され、税負担が軽くなる。
資本金を減らす動きはコロナ禍の影響が大きい小売や旅行、
外食などで増えている。
旅行最大手のJTBも3月末、約23億円の資本金を1億円にした。
私は、これからの中小企業は、
資本金1,000万円でよいと思っています。
理由はあとにつづきます。
(福岡雄吉郎)
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