M&Aを考える②
最近、続けてM&Aのご相談をお受けしています。
まず、M&Aの一般的な流れ、ですが、
①相手先の選定から始まります
近年は、仲介会社経由で引き合わせられる、
というケースが非常に多いです。
・日本M&Aセンター
・M&Aキャピタルパートナーズ
・ストライク
この3社が上場会社で有名ですが、
顧問先には、これら以外の仲介会社からも、
山のようにDM(ダイレクトメール)が来ます。
だいたい、「御社に興味がある会社があります」
などというフレーズで、
その気があるか探る文書が届きます。
会社に来る場合もあれば、
社長の自宅に来る場合もあります。
こういったDMは、言葉は悪いですが、
「数うちゃ当たる」作戦で、
手あたり次第、色々な会社に送っているようです。
ですので、こうした手紙が届いても、
話半分くらいで受け止められるのがよいでしょう。
また、このM&Aビジネスは、
ビジネスとしてうまみがある(=儲かる)ということで、
特に最近は、玉石混交、色々な業者が
このビジネスに乗り出しています。
手数料については、1件あたり、
数千万円という相場になっています。
銀行が間に入る場合は、売買金額の5%くらいです。
この手数料がバカにならないということもあって、
最近は、「TRANBI(トランビ)」というマッチングサイトも
かなり普及してきました。
これは、売手、買手が出会う場をつくるというもので、
やり取りは当人同士で直接やってください、という方針です。
あるいは、直接相手先を見つけてくる、
という方法も増えています。
弊社に来ている相談は、全てこのパターンです。
(福岡雄吉郎)
« M&Aを考える① | トップページ | M&Aを考える③ »
コメント