コロナ禍でも攻める①
コロナショックが始まり、
かれこれ1年半以上が経っています。
会社によって悲喜こもごも、
過去最高益という会社もあれば、
飲食、ホテル、観光系には、
体力勝負が求められています。
経営者の考え方も、それぞれで、
血圧が高く不安で夜も眠れないという経営者もいらっしゃれば、
大変な状況にはあるものの、飄々として、
コロナどこ吹く風(というように見える)の経営者もいらっしゃいます。
まだまだ収束する気配が見えませんが、
悲観的に考えて、悲観的に考えていても
状況が良くなることはありませんので、
将来に向けて動かなくてはいけません。
(事例1)ホテル業A社
A社は、ビジネス系ではなく、観光系のホテルです。
コロナ禍で業績は大きく落ち込み、
売上は、30%以上も落ち込み、
営業利益も当然赤字に転落してしまいました。
それでも、この経営者は、
攻めることを忘れず、
今年に入り、ホテル内に、
新たにベーカリーをオープンさせました。
投資額は、5000万円以上はかかりますが、
「事業再構築補助金」を申請して、見事に合格。
かなりの部分を補助金で賄うことができました。
ちなみに、この補助金は、利益にはなりますが、
圧縮記帳をすることで、その分損金に計上できます。
さて、オープンさせたベーカリーですが、
オープンして4ヶ月以上経っても
連日満員で想像以上の活況です。
コロナ禍でも攻める経営者、ご立派です。
(福岡雄吉郎)
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