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古山喜章 ICO式財務基礎セミナーのお知らせ

  • 古山喜章 財務基礎セミナー日程のお知らせ
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2021年10月27日 (水)

やっぱり無借金がいい ③

コロナ禍で、

借入金が増えた決算書を見る機会が増えました。

やむ得ない借入金もあれば、

必要ないのに不安で借りた借入金もあります。

しかし、どこまでいっても借入金は返済が必要です。

長く経営を続けるには、やっぱり無借金がいいのです。

 

③総資産が過剰に膨らまず、自己資本比率も高い

 

できるだけ少ない総資産で経営しなさい、

と言い続けおります。

確実に言えるのは、借入金が増えれば増えるほど、

総資産は膨らむ、ということです。

借入金の分だけ負債が増えるのですから、当然です

 

しかも、借入金が増える形で総資産が膨らめば、

自己資本比率は確実に下がります。

自己資本比率は、

総資産額に占める、自己資本額の割合です。

資本金と毎年の純利益の積み上げである

自己資本比率は、総資産額の33%以上であってほしいのです。

 

中小企業の財務は、

いつでも銀行からよい条件で資金調達できるよう、

すぐには倒れない、強い体質にしておいてほしいのです。

その最たる経営指標が、自己資本比率なのです。

 

銀行は、融資先や当座貸越枠を設けている会社の

決算書を毎年入手し、そのデータをもとに、

概ね10段階で格付け(スコアリング)をしています。

お金を貸しても安全な会社と、そうでない会社を、

決算書データからランク付けするのです。

その格付け(スコアリング)において、

重点的な指標となるのが、自己資本比率なのです。

 

自己資本比率が高い、ということは、

銀行にとって、倒産リスクが低い会社なのです。

金貸しである銀行がお金を貸すのに、

倒産リスクが低い会社にお金を貸したいのは、当然なのです。

 

加えて、格付け(スコアリング)が低く、

リスクの高い会社に銀行がお金を貸した場合、

銀行は貸倒引当金を多く積む必要があります。

そうなると銀行の業績悪化要因となります。

できる限り、銀行はそれをしたくないのです。

 

会社は無借金であれば、それだけで、

高い自己資本比率を維持しやすいでのす。

それは、銀行からの資金調達に強い会社の証しなのです。

銀行にすれば、

こんな会社にお金を貸したい!という会社なのです。

 

そのような存在であれば、マサカの坂など、

いつなんどきでも資金調達がしやすいのです。

無借金であることは、自己資本比率向上に繋がり、

銀行交渉に対して有利な立場を維持できる、

大きな手立てとなるのです。

 

(古山喜章)

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